*CONSTRAINED_JOINT_STIFFNESS

LS-DYNA入力インターフェースのキーワード2つの剛体間のジョイントの回転自由度の剛性、停止角度、摩擦を定義します。

フォーマット

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*CONSTRAINED_JOINT_STIFFNESS_{OPTION}
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Title
OPTION = GENERALIZEDの場合、次の行を挿入。
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JSID PIDA PIDB CIDA CIDB      
LCIDPH LCIDTH LCIDPS LCIDDPH LCIDDTH LCIDDPS    
ESPH FMPH ESTH FMTH ESPS FMPS    
NSAPH PSAPH NSATH PSATH NSAPS PSAPS    

定義

フィールド 内容 SI単位の例
JSID ジョイントID。

(整数)

 
Title ジョイントのタイトル

(文字、最大70文字)

 
PIDA 1つ目の剛体コンポーネントのパートID。

(整数)

 
PIDB 2つ目の剛体コンポーネントのパートID。

(整数)

 
CIDA 1つ目の剛体コンポーネントの座標系。

(整数)

 
CIDB 2つ目の剛体コンポーネントの座標系。

(整数)

 
LCIDPH PHI軸を中心とした角度(ラジアン単位)とモーメントの関係を表す曲線のID。

(整数)

 
LCIDTH THETA軸を中心とした角度(ラジアン単位)とモーメントの関係を表す曲線のID。

(整数)

 
LCIDPS PSI軸を中心とした角度(ラジアン単位)とモーメントの関係を表す曲線のID。

(整数)

 
LCIDDPH PHI軸を中心とした回転速度と減衰モーメントの関係を表す曲線のID。

(整数)

 
LCIDDTH THETA軸を中心とした回転速度と減衰モーメントの関係を表す曲線のID。

(整数)

 
LCIDDPS PSI軸を中心とした回転速度と減衰モーメントの関係を表す曲線のID。

(整数)

 
ESPH 摩擦の弾性剛性とPHI軸を中心とした停止角度。

(整数)

[ N m ]
FMPH
> 0
PHI軸の摩擦力。
< 0
PHI軸を中心とした角度と摩擦力の関係を表す曲線のID。

(整数)

[ N ] またはなし
ESTH 摩擦の弾性剛性とTHETA軸を中心とした停止角度。

(整数)

[ N m ]
FMTH
> 0
THETA軸の摩擦力。
< 0
THETA軸を中心とした角度と摩擦力の関係を表す曲線のID。

(整数)

[ N ] またはなし
ESPS 摩擦の弾性剛性とPSI軸を中心とした停止角度。

(整数)

[ N m ]
FMPS
> 0
THETA軸の摩擦力。
< 0
PSI軸を中心とした角度と摩擦力の関係を表す曲線のID。

(整数)

[ N ] またはなし
NSAPH 負のPHI方向の停止角度。

(正の実数)

[ deg ]
PSAPH 正のPHI方向の停止角度。

(正の実数)

[ deg ]
NSATH 負のTHETA方向の停止角度。

(正の実数)

[ deg ]
PSATH 正のTHETA方向の停止角度。

(正の実数)

[ deg ]
NSAPS 負のPSI方向の停止角度。

(正の実数)

[ deg ]
PSAPS 正のPSI方向の停止角度。

(正の実数)

[ deg ]

コメント

  1. このキーワードは、/SPRING/PROP/TYPE45 (KJOINT2)、および/PARTにマップされます。
  2. これは運動学的ジョイントと連係して機能し、剛体コンポーネントPIDAPIDBを相互に結合しているジョイントの回転自由度の剛性、摩擦、停止角度を決定します。