*SECTION_SHELL

LS-DYNA入力インターフェースのキーワードシェル要素のプロパティを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*SECTION_SHELL
sec_ID ELFORM   NIP        
Thick              

定義

フィールド 内容 SI単位の例
sec_ID パート内の要素の断面識別子。

(整数)

 
ELFORM シェル要素定式化オプション。
= 0
1に設定
= 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 10, 11, 16, 25, or 27(デフォルト)
QEPHシェル定式化と標準的な三角形(C0)
= -16, 9, 20, 21, または 26
QBATシェル定式化と標準的な三角形(C0)
= 17
QBATシェル定式化とDKT18三角形シェル要素
= 18
QBATシェル定式化とDKT_S3三角形シェル要素
= 20
QBATシェル定式化と6つの自由度を持つ標準的な三角形(C0)

(整数)

 
NIP 板厚を通る積分点の数で、0 < N < 10。
= 0
板厚方向に2つの積分点を設定。
= 1
ELFORM=5,9(曲げなし)の場合の膜シェル挙動。
= 2から10
板厚方向に2から10の積分点を設定。

(整数)

 
Thick シェル厚。

(実数)

[ m ]

コメント

  1. このキーワードは、等方性材料の場合は/PROP/TYPE1(SHELL)にマップされ、直交異方性材料の場合は/PROP/TYPE9 (SH_ORTH)にマップされます。
  2. せん断補正係数 5/6は常に使用することを推奨します。
  3. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。