*DEFINE_TRANSFORMATION

LS-DYNA入力インターフェースのキーワード*INCLUDE_TRANSFORMで使用される節点とエンティティの変換を定義します。

フォーマット

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*DEFINE_TRANSFORMATION
TRA_ID              
Option Param_1 Param_2 Param_3 Param_4 Param_5 Param_6 Param_7

定義

フィールド 内容 SI単位の例
TRA_ID 変換ID。

(整数)

 
Option
MIRROR
SCALE
ROTATE
TRANSL
TRANSL2ND
 
Param_1 Optionの値が以下の場合
= MIRROR
対称面の法線ベクトル末端のX座標。
(実数)
= SCALE
スケール値のX座標。
デフォルト = 1(実数)
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転軸のX成分。
(実数)
= ROTATEParam_4からParam_7までの値が0の場合はAlternate Format) 3
回転中心を定義するための節点識別子1。
(整数)
= TRANSL
X軸並進。
(実数)
= TRANSL2ND
並進ベクトルの末端を定義するための節点識別子1。
(整数)
[ m ]
Param_2 Optionの値が以下の場合
= MIRROR
対称面の法線ベクトル末端のY座標。
(実数)
= SCALE
スケール値のY座標。
デフォルト = 1(実数)
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転軸のY成分。
(実数)
= ROTATE(Param_4からParam_7までの値が0の場合はAlternate Format) 3
回転軸を定義するための節点識別子2。
(整数)
= TRANSL
Y軸並進。
(実数)
= TRANSL2ND
並進ベクトルの末端を定義するための節点識別子2。
(整数)
[ m ] MIRRORSCALEROTATEの場合
Param_3 Optionの値が以下の場合
= MIRROR
対称面の法線ベクトル末端のZ座標。
(実数)
= SCALE
スケール値のZ座標。
デフォルト = 1(実数)
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転軸のZ成分。
(実数)
= ROTATE(Param_4からParam_7までの値が0の場合はAlternate Format) 3
回転角度。
= TRANSL
Z軸並進。
(実数)
= TRANSL2ND
並進値。
(実数)
すべてのParamが使用される場合のFormatの場合: [ m ]

Param_4からParam_7までの値が0の場合のAlternate Formatの場合: [ deg ]

Param_4 Optionの値が以下の場合
= MIRROR
対称面の法線ベクトル先端のX座標。
(実数)
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転中心のX成分。
(実数)
[ m ]
Param_5 Optionの値が以下の場合
= MIRROR
対称面の法線ベクトル先端のY座標。
(実数)
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転中心のY成分。
(実数)
[ m ]
Param_6 Optionの値が以下の場合
= MIRROR
対称面の法線ベクトル先端のZ座標。
(実数)
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転中心のZ成分。
(実数)
[ m ]
Param_7
= ROTATE(すべてのParamが使用される場合はFormat) 3
回転角度。
[ deg ]

コメント

  1. このキーワードは、/TRANSFORMにマップされます。
  2. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。
  3. ROTATEオプションには2つの入力フォーマットオプションがあります。すべてのパラメータフィールドが入力されている場合は、これらによってベクトル(Param_1-Param_3)、座標(Param_4-Param_6)、および回転角度(Param_7)が定義されます。Param_1-Param_3のみが入力されている場合は、これらによって、ベクトル(Param_1-Param_2)と回転角度(Param_3)を定義する2つの節点IDが示されます。