*MAT_020 (RIGID)

LS-DYNA入力インターフェースのキーワードパートに割り当てる剛体材料を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_020または*MAT_RIGID
mat_ID ρ i E υ        
CMO CON1 CON2          
LCO              

定義

フィールド 内容 SI単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度。

(実数)

[ kg m 3 ]
E ヤング率

(実数)

[ Pa ]
υ ポアソン比。

デフォルト = 0(実数)

 
CMO 剛体の境界条件のオプション。
= 0.0(デフォルト)
境界条件なし。
= 1.0
全体座標系で境界条件を適用します。
= -1.0
局所座標系で境界条件を適用します。

(実数)

 
CON1 CMO = 1の場合は、全体座標系の並進境界条件です。
= 0
フリー。
= 1
X軸並進を固定します。
= 2
Y軸並進を固定します。
= 3
Z軸並進を固定します。
= 4
X軸並進とY軸並進を固定します。
= 5
Y軸並進とZ軸並進を固定します。
= 6
X軸並進とZ軸並進を固定します。
= 7
X軸並進、Y軸並進、Z軸並進を固定します。
CMO=-1の場合
局所境界条件の座標系の識別子。

(整数)

 
CON2 CMO = 1の場合は、全体座標系の回転境界条件です。
= 0
フリー。
= 1
X軸を中心とした回転を固定します。
= 2
Y軸を中心とした回転を固定します。
= 3
Z軸を中心とした回転を固定します。
= 4
X軸を中心とした回転とY軸を中心とした回転を固定します。
= 5
Y軸を中心とした回転とZ軸を中心とした回転を固定します。
= 6
X軸を中心とした回転とZ軸を中心とした回転を固定します。
= 7
X軸を中心とした回転、Y軸を中心とした回転、Z軸を中心とした回転を固定します。
CMO=-1の場合
局所境界条件の座標系の識別子。
CMO = -1の場合局所座標系の境界条件。並進と回転を指定する6つの値を次に従って入力します:
= 0
フリー自由度
= 1
固定自由度

(6つのブーリアン)

例:値101111は、X軸並進、Z軸並進、およびすべての回転を固定することを意味します。Y軸並進は固定されません。

 
LCO CMO = -1の場合に時刻歴出力に使用する局所座標系識別子。  

コメント

  1. このキーワードは/MAT/LAW1 (ELAST)にマップされます。パートのすべての節点を剛体(/RBODY)に定義し、全体座標系または局所座標系でその剛体に定義した独立節点に境界条件を適用します。
  2. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。