*MAT_169 (ARUP_ADHESIVE)

LS-DYNA入力インターフェースのキーワード粘着性接合材料を定義します。

フォーマット

フィールド	内容	SI単位の例
`mat_ID`	材料識別子（整数）
$ρ_{i}$	初期密度（実数）	$[\frac{kg}{m^{3}}]$
`E`	ヤング率（実数）	$[Pa]$
`v`	ポアソン比（実数）
`TENMAX`	引張による降伏応力（実数）	$[Pa]$
`GCTEN`	引張によって接合を破壊するために単位面積あたりで必要なエネルギー（実数）	$[\frac{J}{m^{2}}]$
`SHRMAX`	せん断による降伏応力（実数）	$[Pa]$
`GCSHR`	せん断によって接合を破壊するために単位面積あたりで必要なエネルギー（実数）	$[\frac{J}{m^{2}}]$
`PWRT`	引張による破壊に必要な指数値（実数）
`PWRS`	せん断による破壊に必要な指数値（実数）

このキーワードは、/MAT/LAW83、/FAIL/SNCONNECT、および/PROP/TYPE43 (CONNECT)にマップされます。
この材料は、ソリッド要素のフェイス1からフェイス2に対して垂直な方向で全面的に圧縮性です。
引張剛性は垂直方向に働き、せん断剛性は垂直方向と直角の方向に働きます。
オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると，キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。