*MAT_100 (SPOTWELD)

LS-DYNA入力インターフェースのキーワードビーム要素(elform=9)またはソリッド要素向けの弾塑性スポット溶接材料を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_100または*MAT_SPOTWELD
mat_ID ρ i E ν SIGY ET    
EFAIL NRR NRS NRT MRR MSS MTT  

定義

フィールド 内容 SI単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
E ヤング率

(実数)

[ Pa ]
v ポアソン比。

(実数)

 
SIGY 降伏応力。

(実数)

[ Pa ]
ET 塑性硬化係数

(実数)

[ Pa ]
EFAIL 破壊につながる塑性ひずみ

(実数)

 
NRR 軸破壊力(ビームのみで使用し、値は必ず0以上)EFAILは無視されます。

(実数)

[ N ]
NRS 局所S方向のせん断破壊力(ビームのみで使用し、値は必ず0以上)EFAILは無視されます。

(実数)

[ N ]
NRT 局所T方向のせん断破壊力(ビームのみで使用し、値は必ず0以上)EFAILは無視されます。

(実数)

[ N ]
MRR ねじれ破壊モーメント(ビームのみで使用し、値は必ず0以上)

(実数)

[ Nm ]
MSS 局所S方向の曲げ破壊モーメント(ビームのみで使用し、値は必ず0以上)

(実数)

[ Nm ]
MTT 局所T方向の曲げ破壊モーメント(ビームのみで使用し、値は必ず0以上)

(実数)

[ Nm ]

コメント

  1. このキーワードは、/PROP/TYPE43 (CONNECT)/MAT/LAW59 (CONNECT)、および/FAIL/CONNECTにマップされます。
  2. ビーム要素にリンクしたこのキーワードは/PROP/TYPE13 (SPR_BEAM)にマップされます。
  3. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。