*MAT_024 (PIECEWISE_LINEAR_PLASTICITY)

LS-DYNA入力インターフェースのキーワードさまざまなひずみ速度による表形式の応力対塑性ひずみ入力を使用して、等方性弾塑性材料を定義します。

フォーマット

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*MAT_024または*MAT_PIECEWISE_LINEAR_PLASTICITY
mat_ID ρ i E υ SIGY ETAN FAIL  
C P LCSS LCSR VP      
EPS1 EPS2 EPS3 EPS4 EPS5 EPS6 EPS7 EPS8
ES1 ES2 ES3 ES4 ES5 ES6 ES7 ES8

定義

フィールド 内容 SI単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
E ヤング率

(実数)

[ Pa ]
υ ポアソン比。

デフォルト = 0(実数)

 
SIGY 降伏応力(LCSSが0より大きい場合、または指定した応力対ひずみ値EPS1EPS8ES1ES8より大きい場合は無視されます)

(実数)

[ Pa ]
ETAN 塑性硬化係数(LCSS > 0の場合は使用しません)

(実数)

[ Pa ]
FAIL 破壊につながる塑性ひずみ

(実数)

 
C ひずみ速度係数。

(実数)

[ 1 s ]
P ひずみ速度指数。

(実数)

 
LCSS 応力対塑性ひずみ特性の曲線または表の識別子

(整数)

[ Pa ]
LCSR 該当のひずみ速度での応力対ひずみ曲線のスケーリング係数を設定する曲線の識別子

(整数)

 
VP ひずみ速度タイプのフラグ:
0
全ひずみ速度
1
塑性ひずみ速度

(整数)

 
EPS1-EPS8 塑性ひずみのデータポイント

(実数)

 
ES1-ES8 降伏応力のデータポイント

(実数)

[ Pa ]

コメント

  1. LCSSまたはEPSESを使用して応力対ひずみ曲線を指定している場合、このキーワードは/MAT/LAW36 (PLAS_TAB)にマップされます。SIGYETANPを使用している場合、このキーワードは/MAT/LAW44 (COWPER)にマップされます。
  2. SIGYETANを使用して塑性を指定している場合にのみ、この材料はトラス要素で使用できます。
  3. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。