*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODY

LS-DYNA入力インターフェースのキーワードこのキーワードは節点剛体を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*CONSTRAINED_NODAL_RIGID_BODY_{OPTION}_{OPTION}_{OPTION}
rbody_ID CID NSID PNODE        
OPTION=SPCの場合、次の行を挿入。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
CMO CON1 CON2          
OPTION=INERTIAの場合、次の行を挿入。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
XCOG YCOG ZCOG TM   node_ID    
IXX IXY IXZ IYY IYZ IZZ    
VTX VTY VTZ VRX VRY VRZ    

定義

フィールド 内容 SI単位の例
OPTION
SPC
INERTIA
 
rbody_ID 節点剛体の識別子

(整数)

 
CID 局所座標系の識別子

(整数)

 
NSID 節点セットの識別子
= 0
NSID= rbody_ID

(整数)

 
PNODE メイン節点(オプション)

(整数)

 
CMO 質量中心の拘束のオプション
= -1
局所座標系で拘束が適用されます
= 0(デフォルト)
拘束なし
= 1
全体座標系内で拘束が適用されます

(整数)

 
CON1 CMO = 1の場合は、変位拘束の方向を指定します。
= 0
拘束なし
= 1
X軸方向変位
= 2
Y軸方向変位
= 3
Z軸方向変位
= 4
X軸並進とY軸並進
= 5
Y軸並進とZ軸並進
= 6
Z軸並進とX軸並進
= 7
X軸並進、Y軸並進、およびZ軸並進

CMO = -1の場合は、CON2で定義した拘束の局所座標系識別子。

(整数)

 
CON2 CMO = 1の場合は、回転拘束の方向。
= 0
拘束なし
= 1
X軸を中心とした回転
= 2
Y軸を中心とした回転
= 3
Z軸を中心とした回転
= 4
X軸を中心とした回転とY軸を中心とした回転
= 5
Y軸を中心とした回転とZ軸を中心とした回転
= 6
Z軸を中心とした回転とX軸を中心とした回転
= 7
X軸を中心とした回転、Y軸を中心とした回転、およびZ軸を中心とした回転
CMOの場合、
= -1
局所拘束の方向
= 0
フリー自由度
= 1
拘束自由度

(6つのブーリアン)

例:101 111は、変位方向がX軸並進とZ軸並進で、すべての回転が固定され、Y軸並進がフリーであることを意味します。

(整数)

 
XCOG, YCOG, ZCOG パートの重心の軌跡。

(実数)

[ m ]
TM 剛体パートの質量。

(実数)

[ kg ]
node_ID パートの重心の節点番号。

(整数)

 
IXX, IXY, IXZ, IYY, IYZ, IZZ 剛体の慣性テンソル。

(実数)

[ kg m 2 ]
VTX, VTY, VTZ 剛体コンポーネントに適用する初期並進速度。

デフォルト = 0(実数)

[ m s ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaWaamWaaeaada Wcaaqaaiaab2gaaeaacaqGZbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa@39DE@
VRX, VRY, VRZ 剛体コンポーネントに適用する初期回転速度。

デフォルト = 0(実数)

[ rad s ]

コメント

  1. このキーワードは/RBODYにマップされます。_SPCオプションを使用している場合、このキーワードは/BCSにマップされます。
  2. PNODEで指定した節点は、どの変形可能要素にも属していない場合、メイン節点として使用されます。この節点が変形可能要素に属している場合、この節点は複製されて、新しいメイン節点が同じ位置に作成されます。
  3. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。