/DCONSTR
最適化キーワード このキーワードは、設計応答を、その下限および上限を指定することで制限します。応答は、/DRESP1エントリによって定義されます。
フォーマット
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/DCONSTR/con_ID | |||||||||
title | |||||||||
resp_ID | cmin | cmax |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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con_ID | 設計制約条件識別子 (0より大きい整数) |
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title | タイトル。 (文字、最大100文字) |
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resp_ID | /DRESP1カードで定義された最適化応答識別子 (0より大きい整数) |
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cmin | 制限される応答の下限 (実数) |
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cmax | 制限される応答の上限 (実数) |
コメント
- 制約条件の制限値に0を指定しないようにしてください。不要な制限値は空白のまま残してください。例えば、フォンミーゼス応力の下限は0ではなく空白のままにする必要があります。制限値に0を入力すると、下限値の場合は1.0E-7、上限値の場合は–1.0E-7に制限値が変更されます。これによって数値上は問題がなくなってしまうため、応答が0に近い場合を除き、制約条件が無視されてしまいます。
- このエントリは、HyperMeshおよびHyperCrashでは最適化の目的関数として表されます。