/DRESP1

最適化キーワード 設計解析の反復計算の結果となる応答、または応答のセットを定義します。これらの応答は、最適化プロセスを進めるために使用でき、一連の制約条件、境界条件、載荷の適用下でモデルがどのように機能するかの尺度となります。設計目的関数または設計制約条件として使用することができます。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/DRESP1/resp_ID
title
RTYPE PTYPE REGION ATTA ATTB ATTI ATTJ      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
resp_ID 設計応答識別子

(0より大きい整数)

 
title タイトル。

(文字、最大100文字)

 
RTYPE 最適化実行の応答タイプ
= 1
質量
= 2
質量比率
= 3
体積
= 4
設計体積比率
= 5
変位
= 6
応力
= 7
ひずみ
= 8
内部ひずみエネルギー
= 9
速度

(0より大きい整数)

 
PTYPE 最適化応答の定義のためのエンティティタイプ
= 1
節点
= 2
要素
= 3
パート

(整数 > 0 または空白)

PTYPEは、RTYPE=1234または8の場合のみ空白にできます。これは、その応答がモデル全体で定義されていることを意味します。

 
REGION 領域識別子

デフォルト = 0 (整数 ≥ 0)

 
ATTA 詳細な定義が必要な応答の属性 1

デフォルト = 0 (整数 ≥ 0)

 
ATTB 詳細な定義が必要な応答の属性 1

デフォルト = 0 (整数 ≥ 0)

 
ATTI 応答を定義するエンティティのグループの識別番号

PTYPE = 1の場合: 節点グループの識別子

PTYPE = 2の場合: 要素グループの識別子

PTYPE = 3の場合: パートグループの識別子

(整数 > 0 または空白)

 
ATTJ エンティティタイプのその他の定義(PTYPE=2の場合のみ必要となります)
= 101
BEAM要素
= 102
TRUSS要素
= 103
SPRING要素
= 201
SHELL要素
= 202
SH3N要素
= 301
BRICK要素

(整数 > 0 または空白)

 

#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/DRESP1/1       
Response is mass summary of part group ID 2000329
### RTYPE=1: Mass
### PTYPE=3: Part
### ATTB=1 : SUM (summary)
### ATTI=2000329 : 2000329 is part group identifier due to PTYPE = 3
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#    RTYPE     PTYPE    REGION      ATTA      ATTB      ATTI
         1         3                             2   2000329
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|   
/DRESP1/2       
Response is Y translational displacement of node group ID 2021524 
### RTYPE=5: Displacement
### PTYPE=1: Node
### ATTA=2 : Displacement component of Translational Y
### ATTI=2021524 : 2021524 is node group identifier due to PTYPE = 1
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#    RTYPE     PTYPE    REGION      ATTA      ATTB      ATTI
         5         1                   2             2021524
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----| 

コメント

  1. 応答とエンティティタイプの一覧
    応答タイプ(RTYPE エンティティタイプ(PTYPE ATTA ATTB
    質量(1) パート(3)または空白 - =2:SUM

    または空白

    質量比率(2) パート(3)または空白 - =1: COMB

    =2:SUM

    または空白

    体積(3) パート(3)または空白 - =2:SUM

    または空白

    設計体積比率(4) パート(3)または空白 - =1:COMB

    =2:SUM

    または空白

    変位(5) 節点(1) 変位成分コード 2 -
    応力(6) 要素(2)、パート(3) 応力のアイテムコード 3 >0: クラスターサイズ

    または空白

    ひずみ(7) 要素(2)、パート(3) ひずみのアイテムコード -
    内部ひずみエネルギー(8) パート(3)または空白 - =2: SUB

    または空白

    速度(ms9) 節点(1) 速度成分コード 2  
  2. 変位および速度成分コードのためのATTA
    ATTA 変位成分
    1 並進X
    2 並進Y
    3 並進Z
    4 回転X
    5 回転Y
    6 回転Z
    7 全変位
    8 全回転
  3. 応力 / ひずみのアイテムコードのためのATTA
    TRUSS要素:
    ATTA 応力/ひずみアイテム
    0または空白 両端
    1 終端A
    2 終端B
    ビーム要素:
    ATTA 応力/ひずみアイテム
    0または空白 すべての応力/ひずみ
    4 終端AポイントC
    5 終端A点D
    6 終端A点E
    7 終端A点F
    104 終端B点C
    105 終端B点D
    106 終端B点E
    107 終端B点F
    8 最大終端A
    108 最大終端B
    すべてのソリッド要素:
    ATTA 応力/ひずみアイテム
    13 フォンミーゼス
    101* 最大主応力
    8 最大主
    16 中間主値
    22 最小主値
    6 方向X
    14 方向Y
    20 方向Z
    7 せん断XY
    15 せん断YZ
    21 せん断XZ
    102* 相当塑性ひずみ(ひずみ応答専用)
    すべてのシェル要素:
    ATTA 応力/ひずみアイテム
    101* フォンミーゼス両方のサーフェス
    102* 最大主両方のサーフェス
    9 フォンミーゼス1
    17 フォンミーゼス2
    7 最大主1
    15 最大主2
    103* 最小主両方のサーフェス
    8 最小主1
    16 最小主2
    104* 法線X(両方のサーフェス)
    3 法線X 1
    11 法線X 2
    105* 法線Y両方のサーフェス
    4 法線Y 1
    12 法線Y 2
    106* せん断XY両方のサーフェス
    5 せん断XY 1
    13 せん断XY 2
    107* 相当塑性ひずみ両方のサーフェス
    108* 相当塑性ひずみ1
    109* 相当塑性ひずみ2
    注: ATTA値(アスタリスク(*)で印を付けられている)は、OptiStructとは整合性がありません。