/RFILE/n

Engineキーワード リスタートR-ファイルを書き換えます。

フォーマット

/RFILE/n

Ncycle

定義

フィールド 内容 SI単位の例
n (オプション)リスタートファイルの上書きを開始する前に書き込むリスタートファイルの数。  
Ncycle R-ファイルを書き込むサイクル頻度

(整数、最大10桁)

デフォルト値は1e6、最大値は2.1e9。

 

コメント

  1. nを定義しない場合は、リスタートファイルが1組のみ作成され、Ncycleサイクルごとに上書きされます。このリスタートファイルの名前はROOT_i_CPU.rstです。ROOTは実行のルート名、iはEngineの実行番号、CPUはMPIドメイン番号です。
  2. nを定義している場合は、n組のリスタートファイルが循環的に上書きされる前に、同数の組のリスタートファイルが書き込まれます。最後に作成されたリスタートファイルがどれであるかを調べるには、Engineの出力ファイルを確認します。
  3. 書き込まれるリスタートファイルの名前は、ROOT_i_CPU_I.rstROOT_i_CPU_J.rstのようになります。

    ここで、iは実行番号です。

    例: n=3の場合は、最初に書き込まれるリスタートファイルがROOT_i_CPU_I.rst、2番目に書き込まれるリスタートファイルがROOT_i_CPU_J.rst、3番目に書き込まれるリスタートファイルがROOT_i_CPU_K.rstとなり、その次はROOT_i_CPU_I.rstが上書きされます。

  4. したがって、/RFILE/nでは、/RUNのオプション/RUN/Run Name/Restart Letterを使用する必要があります。
  5. R-ファイルの場合は、バイナリIEEE 64ビットフォーマットのみが使用されます。