//SUBMODEL

ブロックフォーマットのキーワード サブモデルカードは、計算法、単位系、Radiossバージョンの個別の定義によってモデルのパートを定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
//SUBMODEL/submodel_ID/unit_ID/Vers_number
submodel_title
off_def off_nod off_ele off_part off_mat off_type off_sub      

定義

フィールド 内容 SI単位の例
submodel_ID サブモデル識別子

(整数、最大10桁)

 
unit_ID 単位識別子4

(整数、最大10桁)

 
Vers_number (オプション)サブモデル内部の入力デックのバージョン 5

現バージョンの場合、Vers_number = V2022

デフォルト = メインの入力ファイルで使用されているバージョン

 
submodel_title サブモデルのタイトル

(文字、最大100文字)

 
off_def すべてのオプションのデフォルトオフセット値

デフォルト = 0(整数)

 
off_nod 節点のデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

 
off_ele 要素のデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

 
off_part パートのデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

 
off_mat すべての材料のデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

 
off_type すべてのプロパティのデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

 
off_sub すべてのサブモデルのデフォルトオフセット値

デフォルト = off_def(整数)

 

コメント

  1. 以下のオプションは//SUBMODELと適合していません:
    /ADMESH
    すべてのアダプティブメッシングカード
    /ALE
    すべてのALEカード
    /ARCH
    /CAA
    /EBCS
    /EBCS/EBCS/MONVOL/EBCS/INLET/EBCS/FLUXOUT
    /BEM/DAA
    /INIMAP1D
    /INIMAP2D
    /FUNC_2D
    /GRTRIA
    /TRIA
    /EULER
    すべてのEULERカード
    /INIVOL
    /INTER
    TYPE1、TYPE3、TYPE9、TYPE12、TYPE16、TYPE17、TYPE18、TYPE22、TYPE23、/HERTZ/TYPE17/LAGDT/TYPE7
    /LAGMUL
    すべてのLagrange乗数法オプション
    /MADYMO
    /EXFEM/LINK
    /MAT
    LAW18、LAW29、LAW30、LAW31、LAW52、LAW74 、LAW78、LAW80、LAW81、USERIJ 8
    /PROP
    TYPE15、TYPE46
    /RADIATION
    /RANDOM
    /REFSTA
    /REFSTAに代わって/XREFまたは/EREF
    /RWALL/THERM
    /UNWIND
    /SECT
    カット手法 - Isave > 0
  2. 以下のオプションは//SUBMODELで定義された際は無視されます:
    #RADIOSS STARTER
    #ENDDATA
    /DEF_SHELL
    /DEF_SOLID
    /DEFAULT/INTER
    TYPE2、TYPE7、TYPE11、TYPE19、TYPE25
    /ANALY
    /IOFLAG
    /END
    /ANIM/VERS
  3. サブモデルブロックの最後には、必ずキーワードの//ENDSUBを付加する必要があります。
  4. 単位とRadiossサブモデルのバージョンは、/BEGINカード(推奨)、または//SUBMODEL行の/Vers_numberおよびunit_IDのいずれかによって指定できます。両方の場所で定義されている場合、//SUBMODEL内の/BEGINカードで定義された単位とバージョンが、//SUBMODEL行内で定義されたVers_numberunit_IDに代わって使用されます。
  5. Vers_numberの値がある場合:
    Invers
    Radioss フォーマット / バージョン
    V90
    9.0から使用可能
    V100
    10.0から使用可能
    V110
    11.0から使用可能
    V120
    12.0から使用可能
    V130
    13.0から使用可能
    V140
    14.0から使用可能
    V2017
    2017から使用可能
    V2018
    2018から使用可能
    V2019
    2019から使用可能
    V2020
    2020から使用可能
    V2021
    2021から使用可能
    V2022
    2022から使用可能(現在のフォーマット)
  6. サブモデル内で2つ以上の/BEGINカードが指定されている場合、Radioss Starterは複数のエラーを出力します。
  7. サブモデル内の入力デックのバージョンが定義されていない場合、フォーマットは、メインモデル内のカード/BEGINで定義されたものと同じであるとみなされます。
  8. 材料則LAW29、LAW30、LAW31およびUSERIJは、//SUBMODELの単位系がメインファイルと同じである場合に//SUBMODEL内で使用され得ます。
  9. //SUBMODELは階層をサポートします。したがって、//SUBMODELは別の//SUBMODEL内で定義が可能です。ただし、unit_IDVers_numberは、//SUBMODELが別の//SUBMODEL内で定義されている際は使用できません。
  10. //SUBMODELの階層を使用する際、//SUBMODELRadiossの現バージョンでなければなりません。
  11. Engineファイル内で節点IDやパートIDといったエンティティIDを参照する場合、エンティティIDは//SUBMODEL IDのオフセットを含んでいる必要があります。