ボルトに働く荷重の可視化

ボルトに働く力、ボルトの断面に働く応力、またはボルトの破断基準を表示します。

一般的には、ボルトにかける荷重はその引張強度の70%にするべきといわれています。ここでは、そのベストプラクティスを検討します。

  1. ProjectツリーAnalysisワークベンチを開きます。
  2. 次の方法のいずれかを使用してボルトに働く荷重を可視化します。
    動作 プロセス
    ボルトに働く力の表示
    1. ワークベンチツールバーで(Bolt/nut resultant forces)アイコンをクリックします。
    2. モデリングウィンドウで、Bolt/nut forcesダイアログに一覧表示された力の表示対象とするボルトまたはナットをクリックします。
    ボルト上の応力の表示
    1. モデリングウィンドウで、興味のあるボルトを特定します。
    2. ワークベンチツールバーで、 (Results plot)をクリックします。
    3. 表示する必要のある結果を選択します。
    注: ボルト / ナットの軸合力が10%以上逸れると、以下が発生します:
    • Projectツリーで、Resultsブランチの横に警告アイコンが表示されます。Resultsを右クリックし、Warningsを選択して表示します。


      図 1.
    • Bolt/Nut forcesダイアログでは、偏差の大きいボルト/ナットが赤で表示され、目標からの偏差が一覧表示されます。


      図 2.