COSIN FTireのドキュメント

COSIN/roadでは、路面励振を指定して評価するために、1つの中心的サブルーチンであるevrmr(COSIN environmental models:road main routine)を使用します。

このルーチンは、例えば、サードパーティ製シミュレーションソフトウェアへのCTIタイヤインターフェース、COSIN/mbs、およびFTire/simによってコールされ、初期設定時に、コール元プログラムから路面データファイルの名前を受け取ります。evrmrは、ファイルの名前と内容に基づいてデータのファイルフォーマットを決定します。それに応じて、複数の評価ルーチンのうちの1つに分岐します。これらの中には、以下のためのルーチンがあります:
  • COSIN/ioスタイルの2次元および3次元の決定論的、確率論的、または測定された障害物 / プロファイル
  • TeimOrbit™スタイルの2次元および3次元の決定論的、確率論的、または測定された障害物 / プロファイル
  • RGR規則的グリッド路面モデル
  • COSIN道路トラックファイル
  • ユーザー定義の路面モデル
  • サードパーティ製の一般的に利用可能な路面モデル(CRG形式など)
注: COSIN/roadを使用するすべてのシミュレーション環境ですべての路面モデルが利用できるわけではありません。また一方で、COSIN/roadでは、コール側ソフトウェア独自のその他の路面モデルをコールできる場合があります。

ご使用のシミュレーション環境での路面モデルの利用可能性については、それぞれのオリジナルドキュメントをご参照ください。また、詳細については、info@ftire.comにお問い合わせください。

これらのうち最も重要な路面モデルについては、以下の項で詳細を説明します: