MotionViewの概要

MotionViewは、マルチボディダイナミクス用の汎用プリプロセッサです。

MotionViewは、HyperWorksのマルチボディダイナミクスモデリングクライアントです。Altairのネイティブで最先端のマルチボディソルバーMotionSolveと組み合わせたMotionViewは、モデルのセットアップから結果の確認と最適化までのすべての作業をHyperWorks環境で実現する、エンドツーエンドのソリューションを機械システムに提供します。

MotionViewは、次のような最先端の特徴と機能を備えています:
  • 柔軟性があり、直感的で、使いやすいグラフィカルインターフェース
  • 階層数無制限の階層構造
  • オブジェクト指向のパラメトリックモデリング環境
  • 複数のイベントのセットアップ
  • 多様なCADフォーマットの読み取り
  • ソルバーが対応するモデリング要素を幅広く提供
  • CG/Inertia Summary、Load Export、Data Summaryなど、モデルの構築を支援する多数のツール
  • ネイティブ言語のMDLだけでなく、TclやPythonなどの広く使用されている言語による高度なカスタマイズが可能
  • すぐに使用できる自動車用ライブラリとクローラ履帯モデラー
  • 複合領域ツール
  • MotionSolveまたはHyperStudyを利用したシステム最適化
  • バルク材料のモデリングおよびシミュレーションでのEDEMと連成
  • ADAMSへのエクスポート
  • Functional Mock-up Interfaceのサポート

はじめに

注: WindowsおよびLinuxでのHyperWorks アプリケーションの起動については、HyperWorksアプリケーションの起動を参照してください。
ヒント: 他のHyperWorksクライアントから、
  • MotionViewを選択します。


    図 1.

    または

  • モデリングウィンドウのクライアントセレクターを使って MotionViewを選択します。


    図 2.

ユーザーインターフェース

ユーザーインターフェースは、MotionViewまたはHyperWorksアプリケーションで作業を行う際の一貫した外観と操作性を提供します。


図 3.
このインターフェースは、主に以下のコンポーネントで構成されています:
  • リボンタブ
  • リボンアイコン
  • ブラウザ
  • プロパティエディター
  • ビューツールバー
  • パネル