モデルエンティティ

MotionViewのモデルエンティティについて詳しく説明します。

MotionViewのモデルでは、次のタイプのエンティティを使用します。
Control Entities
  • ControlSISO
  • SolverDiff
Geometric Entities
  • Graphics
  • Marker
  • Point
  • Vector
Physical Entities
  • Advanced Joints
  • Beam
  • Body
  • Bushing
  • Coil spring/Torsion spring
  • Constraint
  • Contact
  • Coupler
  • Field
  • Force
  • Gear
  • Joints
  • Motion
  • Polybeam
  • Sensors
  • Spring Dampers
Reference Entities
  • Curve
  • Deformable Curve
  • Deformable Surfaces
  • Materials
  • SolverArray
  • SolverString
  • SolverVariable
  • Surfaces
User-Defined Entities
  • Dataset
  • Form
  • Procedure
  • Template
注: これらのエンティティの詳細については、MotionViewのパネル群のセクションとMDLリファレンスガイドをご参照ください。
エンティティのプロパティ エンティティの属性はプロパティと呼ばれます。例えば、ポイントエンティティのプロパティは、X座標、Y座標およびZ座標です。ボディエンティティは、質量および慣性モーメントのプロパティを有します。プロパティは単独のスカラー量、もしくは、モデル内の他のプロパティで表わされる関数となる数式の形をとります。
エンティティのペア MotionViewでは、エンティティをペアとして保存でき、対称性を管理するツールを用意しています。左右対称モデルの各サイドは、1/2モデルを作成してそれを鏡面コピーすることで全体モデルの作成を回避できるよう、別々に保管されます。対称性は、Symmetric Propertiesオプションを用いてオンオフ切り替えを行います。
図 1. Pointsパネル - Symmetric Propertiesオプション
２つのエンティティがペアとして保管された場合、片方はleftエンティティ、もう一方はrightエンティティと呼ばれます。デフォルトでは、ペアとなったエンティティは左右対称であり、左側がリードエンティティとなります。対称性の設定は、いずれのエンティティペアについても無効にすることができます。対称性がオンである場合は、リード側のみが修正可能となり、リード側に加えられた変更は自動的にもう一方のエンティティにも反映されます。