エンティティとシステムに関する情報の表示

Entity Noteボタンを使用すると、現在のシステムまたはエンティティに関する情報を表示できます。このボタンは、パネルの左側にあります。

任意のエンティティのパネルで をクリックします。


図 1.
現在のシステムまたはエンティティに関する情報を表示したダイアログが開きます。


図 2. Point Infoダイアログ
情報ダイアログには、現在のシステムまたはエンティティについての次のようなデータが表示されます:
Parent モデルの親システムが一覧表示されます。
Label ラベル欄には、MotionView全体を通して現われるオブジェクトの名称が含まれています。1つのラベルには、文字列、数字および空白を含めることが可能で、編集のパネルもしくはInfoダイアログでいつでも編集できます。
Variable 変数名は、数式を書く際にオブジェクトを参照するために使用されます。変数名は、システム内のオブジェクト毎に独立して付けられ、文字列と数字を含むことができますが、ブランクスペース(空白)は含むことができません。変数名は、オブジェクトが作成される際に割り当てられ、それを変更することはできません。
Type エンティティのタイプ(単一またはペアなど)やジョイントのタイプ(球ジョイントまたは並進ジョイントなど)についての追加情報を入力できます。
Comment コメントは、オブジェクトに関連付けたい情報を記録するために使用されます。コメントは、任意のオブジェクトに関連付けて保管することができます。
Evaluate IDs and numbers on apply これがアクティブになっている場合は、エンティティを編集してApplyボタンをクリックした後に、IDおよび番号を算出するためのアルゴリズムが起動されます。
Number 各エンティティまたはシステムにはそれぞれ整数の番号が割り当てられ、識別が必要な場合に、この番号が使用されます。ユーザーがエンティティに番号を割り当てていない場合、ソルバー入力デック書き出しの際に番号欄が空白であると、自動的に番号が割り当てられます。エンティティペアについては、ペア内の各エンティティに割り当てられた右と左の番号がそれぞれリストされます。
ID ソルバー入力デックへ書き出す際にエンティティを識別するため、任意のエンティティに整数のID番号を割り当てることが可能です。MotionViewでは、ソルバー入力デックにエンティティが書き込まれるときに、ID欄が空白のすべてのエンティティに自動的にIDが割り当てられます。エンティティペアは、左右にIDをもち、それぞれがペア内の各エンティティに割り当てられたIDを表わします。

番号またはIDの編集

  1. Number のチェックボックスを有効にします。
    番号が表示されます。
  2. ID のチェックボックスを有効にします。
    IDが表示されます。
  3. NumberテキストボックスまたはIDテキストボックスの内部をクリックしてその値を編集します。
  4. OKをクリックすると、設定が適用されてダイアログが閉じます。
  5. オプション: NumberまたはIDチェックボックスを選択解除します。
    数字とIDは非表示となり、ボタンが元の黒色に変わります。