Translation of Flexbody Files

FlexBodyPrepウィザードからTranslation of Flexbody Filesオプションを選択すると、下記のオプションが使用できます:


図 1. FlexbodyPrep Wizard – Translation of Flexbody Files
ADAMS mnfファイルからMV h3d弾性体への変換 ADAMS MNFファイルをAltair H3D弾性体ファイルに変換します。

必要な情報はADAMS MNFファイルに埋め込まれているため、追加の情報を提供する必要はありません。

  Select ADAMS mnf file 変換するADAMS MNFファイルを選択します。
  Save the *h3d file as H3Dファイルのファイル名とH3Dファイルを保存するディレクトリを選択します。
既存のh3d弾性体のミラーリング 指定した面についてH3D弾性体をミラーリング(鏡面コピー)します。結果のH3Dファイルは、元のH3Dの数学的鏡面を正確に表わします。右手の法則など、すべての法則が守られます。
  Specify the original h3d file ソースH3Dファイルを選択します。
  Specify the mirrored h3d file name 鏡面コピーされたH3Dファイルの名前を入力します。
  Select the plane for the mirror image ユーザーは、鏡面コピーのための平面を指定する必要があります。デフォルトは、Mirror_XZ平面です(MDLペアエンティティに整合)。その他のオプションとして、Mirror_YZMirror_XYがあります。
MV h3d弾性体からADAMS mnfファイルへの変換 Altair H3DファイルをADAMS MNFファイルに変換します。
  Select MV h3d file 変換したいAltair H3Dファイルを選択します。
  Save the ADAMS *mnf file MNFファイルのファイル名とMNFファイルを保存するディレクトリを選択します。
   
注: 応力モードとひずみモードはMNFファイルに変換されません。
MV h3d弾性体からADAMS mtxファイルへの変換 ADAMS用のソルバー弾性体マトリックスファイル(MTX)を作成します。MTXファイルは、FlexBodyPrepを使用しているときにソルバー入力ファイルと無関係に生成できるほか、MotionViewからADAMSソルバー入力デックを作成するときに生成することもできます。

このオプションを選択すると、次のオプションが表示されます:

  Select MV *.h3d file 変換したいAltair H3Dファイルを選択します。
  Save the *mtx file MTXファイルのファイル名とMTXファイルを保存するディレクトリを選択します。
  Specify the Invariants (TTTTFTTTF) 9つのバリアントのどれをアクティブにし、MTXファイルに含めるかを指定します。各バリアントの数学的記述の詳細については、ADAMSのドキュメンテーションをご参照ください。
  Select the nodes All、Interface Nodes、またはUser Specifiedを選択します。

ADAMSがシミュレーションを実行する際、どの節点が弾性体によって使用されるかを指定します。通常、各節点は、インターフェース(ジョイント、フォース等)またはセンサー(リクエスト)用に、ADAMSモデルによって使用されます。このリストは、結合点およびセンサー節点用に使用されるべき節点のスーパーセットであることが重要です。

  Specify the nodes (6:8+10) 後のMDLへの書き出しステップのために、結合点の候補となる節点を確認することができます。センサー節点ではなく、結合点みがこの時点で確認できることが重要です。ユーザーは、4:12または4:12 +14といった組み合わせで、範囲を入力できます。
  Select the modes AllまたはUser Specifiedを選択します。

ADAMSソルバーによって使用されるH3Dファイル内の全モードのサブセット。ユーザーは、H3Dファイルまたはサブセット内に全てのモードを含めることができますが、元々そのH3Dファイル内で作成されたものではないモードは追加できません。

  Specify the modes 利用可能モードのサブセットを選択した場合は、ここで特定のモードセットを入力します。
  Create mtx for the mirrored part? 2つのMTXファイルを生成します。2つ目のファイルは、指定された平面について鏡面コピーされたMTXファイルです。
   
注: MotionViewおよびHyperViewでグラフィックスを表示するにはH3Dファイルが必要ですが、鏡面コピーした弾性体を作成するこの方法では、ポスト処理で鏡面コピー側のグラフィックを取得するために必要な情報が得られません。
  Select the plane for the mirrored image ユーザーは、鏡面コピーのための平面を指定する必要があります。デフォルトは、Mirror_XZ平面です(MDLペアエンティティに整合)。その他のオプションとして、Mirror_YZとMirror_XYがあります。
 

Specify Units for the MBD Solver

このMTXファイル作成法はMDLモデルとは無関係であるため、ユーザーは、ソルバー入力ファイルの単位系を指定する必要があります。MDLモデルから生成されたMTXファイルについては、この情報はデフォルトで含まれます。

NASTRAN pchファイルからMV h3dファイルへの変換

NASTRAN PCHファイルをAltair H3D弾性体ファイルに変換します。
 

Select NASTRAN *.pch file

変換するNASTRAN PCHファイルを選択します。
  Save the *.h3d file Altair H3Dファイルのファイル名とAltair H3Dファイルを保存するディレクトリを選択します。
MV h3d弾性体からDADS fdfファイルへの変換 Altair H3DファイルをDADS FDFファイルに変換します。
  Select MV *.h3d file 変換したいAltair H3Dファイルを選択します。
  Save DADS *.fdf file DADS FDFファイルのファイル名とDADS FDFファイルを保存するディレクトリを選択します。
Clear 選択を解除し、ウィザードをリセットします。
OK 選択の完了後、OKをクリックして、ウィザードでファイルを作成します。
OK
選択内容がflexprepのコマンドライン引数のセットにアセンブルされ、flexprepが起動されます。
コマンドラインからflexprepを実行するには:
  • FlexbodyPrepウィザードで作成した引数をコピーして、スクリプト(UNIX)または.batファイル(PC)に貼り付けます。
Cancel FlexBodyPrepウィザードを終了します。