Image Planeグラフィカルマニピュレータ

Image Planeグラフィカルマニピュレータでは、グラフィックス領域内の2次元イメージプレーンをインタラクティブにサイズ変更および移動することができます。また、3次元空間内での自由回転および自由平行移動によって、3次元イメージプレーンの再配置と方向変更を行うことも可能です。

グラフィカルマニピュレータはImage Planeタブにリンクされています。したがって、タブが閉じられるとグラフィカルマニピュレータの表示もオフになります。1つのイメージプレーンについてグラフィカルマニピュレータの表示をオンにするには、Resultsブラウザブラウザツリー構造内の希望するイメージプレーン上を右クリックし、コンテキストメニューからShow Manipulatorを選択します。

2Dマニピュレータ

2Dマニピュレータは、選択された静止画/動画を囲む矩形の平らな領域です。


図 1. 2D Image Planeマニピュレータ

コーナーハンドルは、領域のプレーン上を自由にドラッグして、領域の全体のサイズを拡大縮小できます。コーナーに接する2つの辺はドラッグされたコーナーを追従し、対角にあるコーナーは動かずに留まります。その他の辺とハンドルは、ドラッグに応じて更新されます。

各矢印は、直線に沿って自由にドラッグできます。矩形の領域全体はそれに従って移動し、サイズと形状は同じに留まります。正方形のハンドルは、領域のプレーン上をドラッグして矩形領域を再配置することも可能です。

3Dマニピュレータ

3Dマニピュレータは、回転するプレーンの増分調整または3次元空間内でのイメージプレーンの移動を可能にします。このマニピュレータは、2 Point節点入力コレクター(N1N2およびIN1IN2)または3 Point節点入力コレクター(N1N2N3およびIN1IN2IN3)を使って指定された節点をベースに作成されます。


図 2. 3D Image Planeマニピュレータ

各矢印は、直線に沿って自由にドラッグできます。弧状の矢印を掴んで、イメージプレーンを回転させることができます。また、正方形のハンドル結合矢印は、空間内を自由にドラッグして平面上を平行移動させ、イメージプレーンの場所を修正することができます。コーナー(立方体)ハンドルは、イメージプレーンのサイズ変更に使用できます。