Altair HyperGraph 2022 リリースノート
全般
主な特長
- Curve mathの調和により、一貫したユーザー体験を提供します。
- コンテキストやカーブ作成のコマンド記録に対応。
- プロットエンティティのサポートにより、HyperGraphにおけるHWCのカスタマイズが簡素化されました。
新機能
- Curve Mathハーモニゼーション
- カーブに対する数学演算の一貫したユーザー体験を保証するために、プロットブラウザのカーブ編集オプションは、Stackmath機能に統合されました。グラフィックス領域で数学演算のXレンジを設定できるスライダーバーをサポートするために、Stackmathはコンテキストになります。
図 1. - コマンド記録
- HyperGraphでワークフローの記録と再生を可能にするHyperWorks Command（HWC）の対応範囲が拡大され、以下の機能をサポートしました。これらの機能を使って実行されたタスクは、HWC構文で記録され、ファイルシステム上にHWCまたはTcl構文でログを記録することができます。コマンドラインは、自動補完や対話型ヘルプをサポートしており、コマンドの変更や再実行が容易に行えます。
- HWCコンテキストサポート
- HyperWorks準拠をサポートするために、マイクロダイアログを使用したプロパティの変更がHWCに記録されます。
図 2. - プロットウィンドウエントリのサポート
- 複雑なプロットスクリプトを数行のHWCに削減します。プロットプロパティに基づき、カーブ、ノート、データムラインを作成するために、"プロット "タイプのマークを作成することができます。
図 3. - カーブの作成
- カーブの作成プロットブラウザを使用したカーブの作成により、HyperViewおよびHyperMeshのエンティティ作成との一貫性を保ことができます。複数のウィンドウやページで同時に複数のカーブを作成することができます。
図 4.
- ハンドルアクセス
- MVPツールバーツールキットからのハンドルの作成は、HyperGraphに統合されています。オブジェクト階層を経由せずに、1つのコマンドでハンドルを作成することができます。自動的なメモリ管理により、スクリプトをより強固に、より使いやすくします。
図 5. - HyperWorksスタートアップダイアログ
- Windowsの”スタート”メニューでは、個々のクライアントのショートカットが、クライアント、プロファイル、ディレクトリ、または最近使用したモデルやセッションの選択など、ニーズに応じたHyperWorksの起動方法を提供する単一のショートカットに置き換えられています。
解決された問題点
- Notes Entity Editorにオプションが無い問題。
- カラーモードをFileに設定した後、Statisticsパネルの垂直バーを移動するとアプリケーションがハングアップする問題。
- Data Queryパネルからページレイアウトダイアログにアクセスした場合のエラー。
- Macrosパネルからアクセスした場合、stackmathリストの数学関数が消える問題。
- 非常に多くのPCHファイルをロードしてプロットすると、HyperGraphセッションがクラッシュする。
- オクターブバンド変換における積分の問題。
- FlipXYは、すべてのstackmath演算を削除する問題。
- Lock AxesオプションがAlwaysまたはAt importに設定されている場合にMin/Max値が編集できない問題。