HWD-0092:バッチモードでのレポートの作成

本チュートリアルでは、事前に作成したレポートテンプレートを使用してバッチモードでレポートを生成する方法について学習します。

チュートリアルで使用されるファイル群は以下にあります:

<installation_directory>/tutorials/hwdesktop/mv_hv_hg/publish_reports/

バッチモードでのレポートの作成

本演習では、リユース機能とバッチモードを使ってDocumentおよびPresentationレポートを作成、エクスポートします。

本演習には、Presentationレポートの作成で生成されたWingFrame_PPTReport.tplファイルを使用します。

バッチ実行コマンドのサブミット

本ステップでは、コマンドプロンプトでコマンドのセットを実行し、バッチモードでPresentationレポートを実行、エクスポートします。

事前準備:
  • 出力を消去し、クリーンなtplとして保存します。
  • ポップアップを回避するために、Entity Overviewモジュールからinteractive modeオプションを削除します。
  1. Windowsではコマンドプロンプトを、LinuxではTerminalを起動します。
    コマンドプロンプトが、図 1に示すように開きます。


    図 1.
  2. 以下のコンテンツをコマンドプロンプトに入力します。
    "<\HyperWorks Installation Folder>\hwdesktop\hw\bin\win64\hw.exe" -b -tcl "<\HyperWorks Installation Folder>\hwdesktop\mv\scripts\tcl\report\main_batch.tcl" -tplFile "<\Tutorial File Location>\WingFrame_PPTReport.tpl" -outputFileName "<\Destination Folder>\WingFrame_PPTReport_Batch.pptx" -masterDocument "<\HyperWorks Installation Folder>\hwdesktop\mv\scripts\tcl\report\templates\pptMaster.pptx" -workingDir "<\Destination Folder>" -tplParams "<\Tutorial File Location>\publish_reports\Altair_Wing.fem" "<\Tutorial File Location>\Altair_Wing.h3d" "<\Tutorial File Location>\Altair_Wing.hm"
    注: <Tutorial File Location>: <installation_directory>/tutorials/hwdesktop/mv_hv_hg/publish_reports/
    テンプレートを別のマシンや環境で再利用する場合は、以下の引数が必要です:
    • DocumentレポートまたはPresentationレポートのマスターテンプレートを見つけるための-masterDocument
    • レポートの作成に使用されるすべての一時ファイルと画像を保存するための作業ディレクトリを設定する-workingDir
  3. すべてのファイルに正しいパスを選択したかを確認します。
  4. Enterを押します。
    Presentationレポートがバッチモードで実行されます。レポートとTPLは、選択された出力先フォルダーに保存されます。