レポートテンプレートの制限事項

レポートテンプレートは、authoringモードとreviewモードの2つの方法で設定、適用されます。

authoringモード

authoringモードでは、ウィンドウとページのレイアウトを設定し、現在のセッション内のメジャー、カーブなどをパラメータ化します。保存されているセッションからパラメータを取り出して修正することが可能です。情報を全く失うことなく新しいパラメータを追加できます。

reviewモード

reviewモードは、複数の反復計算についてレポートテンプレートを適用します。既存のセッションにレポートテンプレートがオーバーレイ、追加または置換されると、そのレポートテンプレートの元のオブジェクトとの関連性が失われます。パラメータ定義への変更はすべて、任意のセッションでオーバーレイまたは追加する前に、元のテンプレートで行われる必要があります。

複数のレポートテンプレート

複数のレポートテンプレートが存在する場合、それらすべてを1つのセッションに結合する前に、個々のテンプレートをパラメータ化することが推奨されます。Overlayモードでは、パラメータを含むセッションでレポートテンプレートがオーバーレイされると、パラメータ一覧はクリアされます。Appendモードでは、パラメータ一覧は、最後に読み込まれたテンプレートを示します。Replaceモードでは、パラメータ一覧は、最後に読み込まれたテンプレートを示します。

エンティティのコピーペースト

注釈やカーブなどのエンティティが同じウィンドウまたは別のウィンドウにコピーペーストされた場合、そのエンティティのパラメータのいずれかを参照するパラメータは、コピーされたエンティティと関連性をもちません。ウィンドウが別の場所にコピーペーストされた際も同様です。ソースウィンドウからのパラメータは、コピーされた場所に適用されません。