インストレーション

CDEのインストレーションとアクティブ化

CDEフォルダーは、Fluxのインストールの際に、自動的にFluxインストールフォルダーにインストールされます。

CDEをアクティブにするには、次の手順に従います:
  1. Flux Supervisorを管理者として実行します。
  2. 2つの場合があります:
    • 以前のFluxバージョンがコンピューターにインストールされていない場合、ボタンはおよびのようになります。
      • Distribution ManagerまたはServer Managerのいずれかのボタンをクリックします。
    • 以前のFluxバージョンがすでにコンピューターにインストールされている場合、ボタンはおよびのようになります。
      1. Computing Distribution ServerComputing Soft Serverの両方のサービスが停止されていることを確認します:
        1. Windows Startメニューから、Control Panel > System and Security > Administrative Toolsに移動し、Servicesを実行します。
        2. Servicesウィンドウで:
          • Computing Distribution Serverを選択してから右クリックし、Stopコンテキストメニューを選択します。
          • Computing Soft Serverを選択してから右クリックし、Stopコンテキストメニューを選択します。
      2. Distribution ManagerまたはServer Managerのいずれかのボタンをクリックします。
  3. 数秒後に、インストールが完了します。

    Flux Supervisorには、緑色のライトが付いたDistribution ManagerServer Managerの各ボタンが表示されます:

単一ローカルノード構成

単一ローカルノード構成は、アクティブ化が完了すると自動的に設定されます。単一ローカルノード構成のこのマシン上で分散コンピューティングを使用する準備が整います。
注: 単一ローカルノード構成では、Flux 2020以降、デフォルトの共有パスは、C:\ProgramData\CDEとなります。C:\Windows\Tempではありません(アクセス権の問題による変更)。

複数ノード構成

複数ノード構成を設定するには、次の手順を実行する必要があります:
  1. Computing Distribution ManagerでConfigureをクリックし、Multiple nodesボタンを選択します。その後、Nextをクリックします。

  2. マスターノード(分散サーバーが実行されているマシン)の名前と、共有フォルダーへのネットワークパスを入力します。Nextをクリックします。

  3. 矢印↑↓を使用して、クラスターノードの数を定義します。
    その後、クラスターノードの名前を入力し、各アクションの後でEnterをクリックします。ノードがネットワークからアクセス可能で、互換性のあるソフトウェアバージョンを有している場合、Processors*およびMemory**の欄には自動的に値が入力されます。
    注:
    • *Processors:デフォルトでは、物理プロセッサの数に初期化されます。
    • **Memory:デフォルトでは、物理RAMに初期化されます。


    Finishをクリックします。プラットフォームが設定されます。

Fluxソフトウェアインストール

Fluxインストールについては、Fluxインストールガイドをご参照ください。

共有フォルダーに関する情報

分散プラットフォームを使用するには、共有作業フォルダーの定義が必要です。つまり、分散インフラストラクチャにより作業フォルダーとして使用される新しいフォルダーを作成する必要があります。このフォルダーは、一般に“マスターノード”と呼ばれるマシン上に作成されます。このフォルダーのネットワーク共有があるはずです。

共有フォルダーは以下のとおりです:
  • ネットワークパス(\\Master\ComputingDistribution\Tempなど)で定義されます。
  • 分散インフラストラクチャに関与するすべてのユーザーとプログラム(ユーザーアカウントとシステムアカウント)に対して、完全な権限(読み取りと書き込み)*でアクセス可能です。

このフォルダーには、ユーザーによって保存されたファイル(Fluxプロジェクト、Pythonコマンドファイルなど)はありません。この共有フォルダーは、分散に関与するソフトウェアによって管理および処理されます。したがって、手動で使用した場合の保証はありません。

注: 権限(読み取りと書き込み)*:

設定後、共有フォルダーで権限(読み取りと書き込み)のテストを行うことができます。そのためには、コマンドDiagnose nodesまたはPlatform reportを使用できます。