構造フェイス
自動フェイス / 構造フェイス
自動構成のアルゴリズムを使用してFluxで作成するフェイスは、平面サーフェス、円柱サーフェス、または円錐サーフェスに属するフェイスです。このようなフェイスを自動フェイスと呼びます。
押し出しによる構築を使用すると、球状、トロイダル状、またはらせん状のタイプのサーフェスに属するフェイスを作成できます（押し出しによる構築をご参照ください）。このようなフェイスを構造フェイスと呼びます。
課題
自動フェイス構築のアルゴリズムには次の特徴があります：
- 平面フェイス、円柱フェイス、円錐フェイスを、その境界線を開始箇所として識別および作成できます。
- 球状フェイス、トロイダル状フェイス、らせん状フェイスを、その境界線を開始箇所として識別することや作成することはできません。
結果
構造フェイスを持つオブジェクト（フェイス / ボリューム）が適切に伝搬するためには、フェイス / ボリュームの作成を扱う構築オプションを使用する必要があります（Add Faces, Lines and Points / Add Volumes, Faces, Lines and Pointsなど）。
実際、デフォルトのオプション（Add only Lines and Points）を選択すると、次の制限があります：
- ポイントとラインのみが作成されます。
- Build Facesを使用してもフェイスは作成できず、Build Volumesを使用してもボリュームは作成できません。
この点を次の例で示します。
例
次の例は、トロイダルフェイスを境界とするボリュームが伝搬するためには、確立済みの構築ルールに従う必要があることを示しています。
| ステップ | 説明 | |
|---|---|---|
| 1 | トロイダルフェイスを境界とする基本的なボリュームの構築
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| 2 |
変換を使用したボリュームの伝搬。これは、スケーリングファクターを-1として（平面対称性）平面を基準としたアフィン変換です。 次の構築オプションを使用 |
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| Add only Lines and
Points
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Add Volumes, Faces, Lines and
Points
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| 3 | フェイスの構築 |
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| → |
警告: トロイダルフェイスもボリュームも構築されません。
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注: このフェイスを境界とするトロイダルフェイスとボリュームが構築されます。
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