伝搬による構築のオプション

構築オプション

ユーザー作業の簡素化と一定数の繰り返しタスクの半自動実行を目的として用意されている構築オプションがあります。

これらのオプションは、次の表に示すように3種類に分類できます。

オプション	実行できる処理
形状の構築	伝搬で作成する形状エンティティ（ポイント、ライン、フェイス、ボリューム）を定義する
メッシュの作成	変換に関連するリンクメッシュジェネレーターを作成する作成したエンティティにリンクメッシュジェネレーターを割り当てる
領域の伝搬	サーフェス領域またはボリューム領域を作成する作成した形状エンティティに、作成した領域を割り当てる

重要: これらのオプションは、フェイスとボリュームの伝搬向けにのみ用意されています。

形状構築のオプションでは、伝搬で作成する形状エンティティ（ポイント、ライン、フェイス、ボリューム）を定義できます。

これらのオプションを次の表に示します。

動作	使用できるオプション
	Add points, lines	Add points, lines faces
Propagate Faces
	Add points, lines	Add points, lines, faces, volumes
Propagate Volumes

フェイスまたはボリュームの作成と同時に、メッシュ作成のオプションでは次の処理ができます：

重要: メッシュ作成のオプションは、メッシュ化プロセスを簡素化しますが、メッシュの調整とメッシュ化そのものの操作に代わるものではありません。メッシュジェネレーターの作成と割り当ての操作は自動的に実行されます。

このオプションを次の表に示します。

NAMETRANSFは変換の名前です。

領域作成のオプションでは次の操作ができます：

これらのオプションを次の表に示します。

領域の作成対象	例
作成したすべてのフェイス / ボリューム
作成したフェイス / ボリュームごと
周期性のプロパティを持つフェイス / ボリュームのグループ

変換によって作成した各領域を容易に識別できるように、領域名に接尾辞を付加できます。この接尾辞は、広く使用される汎用名に付加されます。この汎用名は、サーフェス領域であればREG_SURF、ボリューム領域であればREG_VOLです。

領域の作成と割り当てに用意されている各オプションの詳細を次の表に示します。

オプション	サブオプション		領域の数	領域の名前
Propagation	Period	Suffix
同じ領域を使用した伝搬	-	-	1	REG_i
増分による伝搬	-	SUF	n+1	REG _ I REG_SUF_i+1, … REG_SUF_i+n
周期性による伝搬	p	SUF	p	REG _ I REG _ SUF_i+1 … REG _ SUF_p

ここで：