3Dの例:形状とメッシュ(チュートリアル)

前書き

このパラグラフは、“3D汎用チュートリアル”で詳細に取り上げているケースの要約です。

これらのさまざまなケースに関連するFluxファイルは、ソフトウェアのドキュメントのCDROMに収録されています。

実現するスタディ

形状とメッシュの3D汎用チュートリアルで提示されているスタディでは、可変リラクタンス速度センサーを取り上げています。このチュートリアルでは、デバイスの形状モデルとメッシュのみを調査します。

調査対象デバイス

可変リラクタンス速度センサーは、歯車、磁石、および測定抵抗に接続したコイルで構成します。

機能

センサーの先端付近の対象となる歯車の回転は、磁束を変化させて、プローブで取り出すことのできるアナログの電圧信号を作成します。

Fluxでの幾何構造

Fluxにおいて、デバイスは次のように表されます:

  • 3つの歯を有する1つの歯車
  • 1つの磁石とその周囲に巻かれたコイルによる2つのプローブ

方法

次の2つの記述方法があります:

  • 1フェーズでの記述:
    • 1つのFluxプロジェクトのみでデバイス全体を記述
  • 2フェーズでの記述:
    • 複数のFluxプロジェクトで、デバイスの個々のパートを別個に記述
    • 独立した各プロジェクトを1つにマージ

このチュートリアルでは2番目の方法が選択されます。

もちろん、形状は、提示する方法とは異なる方法で作成することもできます。センサージオメトリは、最も使用されているFlux機能を紹介するために、この特別な方法を使用して定義されます。