コマンドファイルの管理と実行
コマンドファイルの管理
コマンドファイルは次のいずれかで管理されます:
- Fluxによって自動的に(デフォルトファイル)
- ユーザーによって
自動管理
次の2つのファイルが自動的に管理されます:
-
“Flux[XX]_log.py”: セッション中にユーザーが実行したすべてのコマンドがこのファイルに記録されます。
このファイルは現在の作業ディレクトリに保存されます。
-
“Project_PyFlux_log.py”: プロジェクトの開始から終了までの間にユーザーが実行したすべてのコマンドがこのファイルに記録されます。
このファイルはプロジェクトの保存時に次のリンクに保存されます:…\project.FLU\persistent\Jython_log
Fluxモジュール | 現在のセッションファイル | 前のセッションファイル* |
---|---|---|
2D | Flux2D_log.py | Flux2D_log_bak.py |
3D | Flux3D_log.py | Flux3D_log_bak.py |
Skew | FluxSkewed_log.py | FluxSkewed_log_bak.py |
2D、3D、Skew | Project_PyFlux_log.py |
*新規セッションの開始時にFlux[XX]_log.pyファイルが再初期化(書き換え)されないようにするため、このファイルの名前はFluxによって変更されます(*_bak.py)。
ユーザーによる管理
ユーザーは、
メニューからアクセスできるFluxのコマンドを使用して、コマンドファイルを管理できます。Fluxのコマンド | 関数 |
---|---|
New | ファイルの作成 / オープン |
Interrupt | シーケンス保存の中断 |
Resume | シーケンス保存の再開 |
Close | シーケンス保存の終了 / ファイルのクローズ |
註:Fluxセッションで2つのコマンドファイルを同時に開くことはできません。
実行モード
コマンドファイルを実行するためのモードは2つあります。これら2つのモードを次の表に示します。
モード | 説明 |
---|---|
ダイレクト | グラフィック更新を伴うモード |
サイレント | グラフィック更新を伴わないモード(より高速な実行) |
コマンドファイルの実行
コマンドファイルを実行するには、次の2つの方法のいずれかを使用します。
方法1: Supervisorから(バッチモードのみ):
- ファイル名をダブルクリックします。
方法2: Fluxウィンドウから(サイレントモードまたはダイレクトモード):
- Projectメニューで、Command fileをポイントして、Run a python fileまたはRun a python file in silent modeをクリックします。
- ダイアログボックスで、ファイル名を入力します。
- Pythonエディターで、このファイルを開いて実行します(ダイレクトモード)
コマンドファイル内のすべてのPyFlux命令が実行されます。
警告:正しい処理プロセスを実現するために、コマンドファイルを(コマンドファイルで想定されている)適切なコンテキストで実行する必要があります。