コマンドファイル
概要
コマンドファイルは、コマンドプログラムやコマンドスクリプトとも呼ばれ、特定のアクションを特定の回数で自動的に実行できるようにします。
Fluxで複数のアクションを手動で実行するのではなく、そのコマンドのシーケンスを保存しておけば、後で再実行できます。
保存したシーケンスは、変数の利用、ループの実装、条件付き接続と無条件接続などを実現するPython言語によって改良できます。
次のような機能が得られることから、コマンドファイルは有用です:
- 利用頻度が高い操作の高速化
- 連続する複雑なタスクの自動化
例
ソフトウェアを収めたDVDに、チュートリアル用のコマンドファイルが収録されています。これらのコマンドファイルを実行すれば、チュートリアルで取り上げているFluxプロジェクトを短時間で構築できます。
たとえば、コマンドファイルGeoMeshPhys.pyでは、形状全体の構築、計算ドメインのメッシュ生成、技術的な例である“回転運動”の物理特性記述を実行できます。