仕事率とエネルギー: 定義と留意事項
仕事率 / エネルギー
物理特性では、仕事率は調査対象システムから別のシステムに供給される単位時間あたりのエネルギー量です。したがって、仕事率はエネルギーの時間変動に相当します。仕事率の異なる2つのシステムが同じエネルギーを供給する場合はありますが、大きな仕事率のシステムのほうが、短い時間間隔で速くこのエネルギーを供給します。
仕事率は常に、力の量(力、トルク、圧力、張力など)に流束の量(線速度、角速度、流れ、電流の強さなど)を掛けた積となります。
瞬時電力 / 平均電力
プロセスを特徴付ける平均電力Pmは、プロセス期間でのそれぞれ供給エネルギーまたは提供エネルギーWを、この期間Tで割った値です。Pm = W/T
瞬時電力P(t)は、時間に関するそれぞれ供給エネルギーまたは提供エネルギーW(t)の時間導関数です:P(t)=dW/dt