情報
使用例
FFT2および時間と位置に依存する力を表すグラフは、時空間的周期性を持つアプリケーション(モーター)のみに関係します。
このグラフは以下で使用できます:
- 2D平面
- Skew
- 3D
対象となる力の計算方法は次のとおりです:
- 回転機械のインポートされたメッシュ上の表面磁力の計算
- Fluxメッシュ上の表面磁力の計算
注意
結果に誤差が生じるのを回避するため、力の計算に使用されるメッシュの要素サイズは均一である必要があります。
また、形状的に連続していないサポートの場合(モーターの歯のラインやフェイスで定義されている場合など)、メッシュ要素サイズはサポート内ではない開領域の寸法と同じにする必要があります。
ヒントとしては、2Dの経路上、または3D内の2Dグリッド上の力を計算します(Fluxメッシュにおいて、これは明らかに“表面磁力の計算のサポート”です)。
対象となる力
このグラフは以下で使用できます:
- ラジアル力
- 接線力
グラフで表示する力を直接選択することができます。
層ごとの表示(3D、Skew)
3DおよびSkewプロジェクトの場合、グラフは層ごとに表示されます。
グラフで直接層を選択することができます。
層は以下によって自動的に特定されます:
- 四角形メッシュ
- または、形状層(Skew内のFluxメッシュでの計算の場合)
FFT2で表示される高調波の数
ここでは、周波数のスケールと空間次数について説明します:
-
周波数:
f_max=1/(2*dt)
ここで、f_maxは最大周波数、–f_maxは最小周波数
dtは時間ステップ
周波数ステップは、以下のようになります: f=1/T=1/(dt*(N_step-1))
ここで、dtは時間ステップ、Tは期間、N_stepは力計算の時間ステップの数
-
空間次数:
空間次数は、計算で使用されるメッシュから定義されます:
Order_min=-N_points/2
Order_max=-Order_min-1
ここで:
Order_minおよびOrder_max: 最小および最大の空間次数値
N_points: 360°での計算に使用されるメッシュのポイント数