空間サポートと無限ボックス
概要
スタディドメインが無限ボックスによって制限されている場合は、特定の空間サポートでの結果を無限に解析できます。
- 計算ポイント、経路、2Dグリッド、3Dグリッドの各タイプの空間サポートは、有界スタディドメインを越えて拡張できます。
- 切断面タイプの空間サポートは、有界スタディドメインを越えて拡張できません。切断面は無限ボックスの境界で終了します。無限ボックスを越えることはありません。
推奨事項
無限解析を行う際は、無限ボックス内の有限要素の最終層に特に注意する必要があります。ポイントが無限に向かうときは、解が急速に劣化するためです。
特定の距離にあるデバイスの付近に放射されている場を調べようとしている場合は、適切なサイズのボックスを定義する必要があります。この領域内のメッシュ密度が考慮される必要があります。
イメージ経路
経路が無限ボックスを越えて伸びている場合、その経路のうち無限ボックスを越えている部分は、“イメージ経路”に変換されます。平行六面体のシェル変換を使用して、このイメージ経路に属しているポイントの座標が作成されます。