/DFS/DETCORD
ブロックフォーマットのキーワード 導爆線の中立繊維に沿った爆発材料の燃焼時間を設定します。中立繊維は、順序付き節点グループと共に提供され、スプライン補間によって数値的に構築されます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
/DFS/DETCORD/detcord_ID/unit_ID | |||||||||
VDET | TDET | Iopt | mat_ID | grnod_ID |
定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
---|---|---|
detcord_ID | 起爆識別子 (整数、最大10桁) |
|
unit_ID | 単位識別子 (整数、最大10桁) |
|
VDET | (オプション)爆発速度
(実数) |
|
TDET | 爆発時間 デフォルト = 0.0(実数) |
|
Iopt | (オプション)定式化フラグ
(整数) |
|
mat_ID | 爆発物番号。
(整数) |
|
grnod_ID | 順序付き節点グループの識別子。/GRNOD/NODENSの使用が必須。 (整数) |
例(TNT)
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/DFS/DETCORD/11
# VDET TDET Iopt MatID GrNodID
1.0 10.0 0 55 21
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/JWL/55
TNT - data from example 46 with unit: (g-mm-mus) - Standard JWL , No Afterburning
# RHO_I
1.63
# A B R1 R2 OMEGA
3.7121 .0323 4.15 .95 .3
# D P_CJ E0 Eadd I_BFRAC Q_OPT
.693 .21 .07 0 0 0
# P0 Psh
0 0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/EULER/MAT/55
# Flrd
0.0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#enddata
コメント
- 与えられた節点のグループで中立繊維を構築するために、Catmull-Rom Spline補間1が使用されます。Centripetal-Catmull-Rom法2が選択されます。これは、いくつかの理想的な数理解析的プロパティを有しているためで、ループ、自己交差、カップを回避し、制御ポイントをより隙間なくフォローします。 3
- 発火は、1つ目の節点を含んだ導爆線からスタートし、中立繊維に沿って伝播されます。導爆線の各セクションは、中立繊維に沿った位置に応じて同じ発火時間とされます。各要素について、重心は中立繊維に投影され、発火時間は中立繊維に沿った位置から推定されます。
- 爆発時間は、Starter出力ファイルに用意されます(IPRI ≥ 3)。
- 燃焼率は、時刻歴ファイルで/TH/BRICカードとBFRACコンター出力キーワードによって入手できます。
- 爆発速度は、JWL材料則から取り入れられます。導爆線による爆発は瞬間的です。