/DVPREL2

最適化キーワード DEQATNカードで定義された関係を使用して、解析モデルプロパティに設計変数を関連付けます。

式の入力値は、参照されているDESVARの値、およびDTABLEカードで定義されている定数から取得します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/DVPREL2/dvp_ID
title
prop_typ prop_ID prop_fid EQID            
VARTYPE1 ID1 ID2 ID3 ID4 ID5 ID6 ID7 ID8 ID9
  ID10 ID11 ID12 etc          
VARTYPE2 ID1 ID2 ID3 ID4 ID5 ID6 ID7 ID8 ID9
  ID10 ID11 ID12 etc          

定義

フィールド 内容 SI単位の例
dvp_ID 識別番号。

(0より大きい整数)

 
title タイトル。

(文字、最大100文字)

 
prop_typ プロパティタイプ。タイプは、以下に示すように、対応する/PROPのすぐ後に指定されます: 1
= 1
/PROP/TYPE1(SHELL)
= 2
/PROP/TYPE2 (TRUSS)
= 3
/PROP/TYPE3 (BEAM)
= 11
/PROP/TYPE11 (SH_SANDW)
= 13
/PROP/TYPE18 (INT_BEAM)

(整数 ≥ 0)

 
prop_ID プロパティの識別子

(0より大きい整数)

 
prop_fid 設計変数に関連付けられるプロパティフィールド識別子。各種プロパティタイプ(prop_typ)に応じて、利用可能なオプションは異なります。 1

(0より大きい整数)

 
EQID 応答関係を定義するDEQATN識別子。

(整数 > 0 または空白)

 
VARTYPE# 変数タイプ
=1
DESVAR
=2
DTABLE

(整数 > 0 または空白)

 
ID# VARTYPE#で定義される識別子変数。

VARTYPEDESVARまたはDTABLEの場合、このIDリストは定義済みVARTYPEのエンティティを参照します。

 

コメント

  1. 設計変数に関連付けられる特定のプロパティフィールドIDを、以下のプロパティタイプに基づいてリストします:
    prop_type = 1 (/PROP/SHELL):
    prop_fid
    1
    板厚
    prop_type = 2 (/PROP/TRUSS):
    prop_fid
    1
    Area
    prop_type = 3 (/PROP/BEAM):
    prop_fid
    1
    Area
    2
    Iyy
    3
    Izz
    4
    Ixx
    prop_type = 11 (/PROP/SH_SANDW):
    prop_fid
    > 0
    プライ板厚
    < 0
    プライ配交角
    prop_type = 18 (/PROP/INT_BEAM):
    prop_fid
    1
    定義済み断面L1の1番目のサイズ
    2
    定義済み断面L2の2番目のサイズ
  2. このカードは、HyperMeshおよびHyperCrashでは最適化の設計変数として表されます。