/FVMBAG/MODIF

Engineキーワード EngineファイルにおけるFVMエアバッグ結合パラメータの変更をアクティブにします。

フォーマット

/FVMBAG/MODIF

monvol_ID

IgmergCgmergCnmergIlvout

定義

フィールド 内容 SI単位の例
monvol_ID 有限体積法のモニター体積の識別番号

(整数)

 
Igmerg 全体結合定式化のフラグ 1
= 1(デフォルト)
平均体積として現在の平均体積を使用します。
=2
平均体積として初期平均体積を使用します。

(整数)

 
Cgmerg 全体結合の係数 1

(実数)

 
Cnmerg 近傍結合の係数 1

(実数)

 
Ilvout 出力レベル:
0(デフォルト)
1

(整数)

 

コメント

  1. エアバッグの膨張プロセス中に有限体積がエラーになる(体積が負の内部質量になるか、エネルギーが負になる)場合は、計算を継続するために、その近傍のいずれかと結合されます。次の2つの結合アプローチが使用されます。
    • 全体結合: 有限体積は、その体積がすべての有限体積の平均体積に特定の係数をかけた値より小さくなった場合に結合されます。Igmergフラグは、平均体積として現在の平均体積を使用するか(Igmerg =1)、初期平均体積を使用するか(Igmerg =2)を指定します。平均体積から最小体積を求めるための係数は、Cgmergです。
    • 近傍結合: 有限体積は、その体積が近傍の平均体積に特定の係数をかけた値より小さくなった場合に結合されます。平均体積から最小体積を求めるための係数は、Cnmergです。

    CgmergおよびCnmergの両方が0でない場合は、両方の結合アプローチが同時に使用されます。