/RBODY

Engineキーワード 指定した剛体がアクティブまたは非アクティブになります。

フォーマット

/RBODY/Keyword2

node_ID1node_IDN

定義

フィールド 内容 SI単位の例
Keyword2 アクティブ化フラグ:
ON
前回の運動エネルギーの一部が剛体の回転運動エネルギーとして考慮されます。
OFF
剛体の回転エネルギーのほとんどが並進運動エネルギーになります。
 
node_ID1

node_IDN

剛体のメイン節点群のリスト  

コメント

  1. このオプションを使用すると、以下に示すように、特定の剛体に完全に結合しているシェルとソリッドが非アクティブになる可能性があります。
    アクティブ化フラグ 要素に対する影響 剛体に対する影響
    ON 非アクティブ アクティブ
    OFF アクティブ 非アクティブ
    デフォルト(最初の実行) 非アクティブ アクティブ
    デフォルト(以降の実行) 前回の実行と同じ 前回の実行と同じ
  2. 剛体を一旦OFFに設定してからONに設定した場合は、ソリッドまたは厚肉シェルの定式化に/RBODY/OFFに伴う制限が適用されます。

    剛体に含まれるソリッド要素の応力は0ではありませんが、剛体をONに設定している間は、剛体の回転に伴って回転することはありません。

    その結果、以下の条件下で剛体をOFFに設定するとエラーが発生します。
    • 8節点ソリッド要素でIsolid =1または2
    • 4節点四面体
    • 10節点四面体
    • 16節点厚肉シェルと20節点3次元ソリッド
  3. この制限が適用されないケースは次のとおりです。
    • 8節点ソリッド要素でIsolid = 1または2Iframe =2
    • 8節点3次元ソリッドと厚肉シェルタイプHA8、HEPH、およびHSEPH
    • 6節点五面体PA6
  4. /RBODY/ONを使用して剛体をアクティブにした場合は、重心計算フラグ(ICoG)が無視されます。剛体は、ICoG =2の場合の特性に関してアクティブになります(/RBODY)。