/RWALL/LAGMUL
ブロックフォーマットのキーワード Lagrange乗数法を使用する無限平面の剛壁を定義します。このキーワードはSPMDでの計算には利用できません。
フォーマット
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/RWALL/LAGMUL/type/rwal_ID/unit_ID | |||||||||
rwal_title | |||||||||
node_ID | Slide | grnd_ID1 | grnd_ID2 | ||||||
Dsearch |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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XM | YM | ZM |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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Mass | VX0 | VY0 | VZ0 |
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XM1 | YM1 | ZM1 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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type | 剛壁タイプのキーワード (下の表をご参照ください) |
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rwal_ID | 剛壁の識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子 (整数、最大10桁) |
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rwal_title | 剛壁のタイトル (文字、最大100文字) |
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node_ID | 節点識別子(移動剛壁) (整数) |
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Slide | スライディングフラグ。
(整数) |
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grnd_ID1 | 剛壁に追加するセカンダリ節点を定義する節点グループ (整数) |
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grnd_ID2 | 剛壁から削除するセカンダリ節点を定義する節点グループ (整数) |
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Dsearch | セカンダリ検索の距離 (実数) |
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XM | node_ID = 0の場合、MのX座標 (実数) |
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YM | node_ID = 0の場合、YのX座標 (実数) |
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ZM | node_ID = 0の場合、ZのX座標 (実数) |
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Mass | node_ID > 0の場合、剛壁の質量 (実数) |
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VX0 | node_ID > 0の場合、X方向の初速度 (実数) |
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VY0 | node_ID > 0の場合、Y方向の初速度 (実数) |
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VZ0 | node_ID > 0の場合、Z方向の初速度 (実数) |
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XM1 | M1のX座標 (実数) |
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YM1 | M1のY座標 (実数) |
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ZM1 | M1のZ座標 (実数) |
剛壁タイプ
- タイプ
- 内容
- PLANE
- 平面
サーフェス入力タイプ
- タイプ
- 内容
- PLANE
- MM1は法線方向を定義します。
コメント
- 剛壁を定義するために最初に入力するのは、ポイントMの座標です。移動剛壁の場合は、node_IDを入力します。
- 次に入力するのはポイントM1の座標で、ポイントM2も入力できます(移動壁の場合、M1およびM2のモーションはnode_IDと同じになります)。
- セカンダリ節点は、節点のリストや初期段階で壁からDsearchの距離内にある節点として定義できます。
- 定義済みの節点の質量はゼロ以外にする必要があります。