DoE / 確率統計

DoE / 確率統計を使用して、パラメータの変動性スタディを理解します。

DoEおよび確率統計モジュールにより、数百のシミュレーション結果をパワフルに調査できます。複数の変動性スタディがセットアップされ、結果がインポートされると、高度にそして深く掘り下げて調査を行うために、SnRDは自動的にすべてのきしみ・がたつき結果をポスト処理します。詳細については、Variabilities Analysisをご参照ください。
エクスポートしたTPLファイルをAltair HyperStudyで使用して、DoEや確率統計スタディに必要なDoE / 確率統計結果データベースおよびレポートを生成します。
ヒント: 詳細については、Altair HyperStudyをご参照ください。

DoE / 確率統計スタディの実行

DoE / 確率統計スタディの実行を評価するステップ。

  1. Post Processingタブを使用してブラウズし、OptiStruct.FEM)ソルバーファイル、事前出力されたCSV、および結果ファイルを選択します。
  2. DoE/Stochasticsタブをクリックします。
  3. HyperStudy Results Databaseをクリックします。
  4. をクリックしてブラウズし、 Variability Study 用にエクスポートされたXMLファイルを選択します。
  5. Calculateをクリックします。
    完了すると、ユーザーメッセージが表示されます。
  6. OKをクリックします。
  7. Apply Filtersをクリックします。
    これにより、選択したフィルターの実行がリストされます。
  8. Display Resultsをクリックします。
    これにより、選択したフィルターの結果がリスト表示されます。
  9. オプション: SnR Results Databaseをクリックします。
  10. Data Filteringパネルで必要なオプションを選択します。
  11. Run Selectionリストから必要な実行を選択します。
  12. Display Selectionをクリックします。
    選択された実行の結果がプロットされます。

動的イベントのオプション

動的荷重ケースのオプションについて説明します。

以下に、動的荷重ケースのセットアップで使用できるオプションを示します。

Load Curve

Load Curve
Sine Sweep
正弦波掃引は、時間と共に徐々に周波数が変化する正弦関数です。
変位荷重タイプのみがサポートされています。
From File
このオプションは、加重の時間履歴を含むファイルをインポートする際に使用します。SnRDは、1、2、または3方向の荷重をサポートしています。

詳細については、From Fileのオプションをご参照ください。

注: 同時に複数の荷重方向を作成している場合、SnRDは自動的に、各方向に1つの荷重ケースと、すべての方向を組み合わせた荷重ケースを1つ作成します。例:1つの節点に同時に3方向の荷重を適用すると、4つの荷重ケースが作成されます。
図 1.
From PSD
PSD: パワースペクトル密度

入力されたPSDカーブ(加速度対周波数)が、荷重タイプと時間の長さの選択に応じて、時間領域の信号に変換されます。

From Curve
セッションに既に存在するカーブ(TABLED1)を荷重カーブとして使用します。どのカーブをどの方向に使用するかを選択する画面が表示されます。
Undo Dynamic Event(
最近作成したDynamic Eventを元に戻します。
Curve Editor()が選択されている場合にのみ、作成を元に戻すことができます。
Curve Editor(
荷重ケースの作成後にCurve Editorを起動します。これにより、インポートした荷重カーブをプレビューできます。
Modes
固有値解析(EIGRL/EIGRA)用のデータを定義します。
Method
固有値解析方法としてLancosまたはAmsesを選択します。
Lanczos法で実固有値解析(振動または座屈)を実行するために必要なデータを定義します。
Frequency Range
評価で考慮する周波数幅を定義します。
No of Modes to Extract

抽出するモード数を設定します。ブランクに設定すると、周波数幅内のすべてのモードが抽出されます。

Damping
減衰パラメータ(TABDMP1)の定義
Damping
減衰係数を、すべての周波数またはテーブルを通して一定値として定義します。
Method
減衰の手法を指定します。
Time Step
時間ステップパラメータ(TSTEP)を定義します。
Auto Time Step
荷重カーブに基づいて時間ステップを自動的に抽出します。
Auto No of Time Steps
荷重カーブに基づいて時間ステップの数を自動的に抽出します。
Output frequency
それぞれの時間ステップで結果の出力頻度を定義します。
Output
Displacement
すべてのE-ラインの変位を出力します。
Velocity
すべてのE-ラインの速度を出力します。
GPForce
E-ラインからのグリッドポイントの力。

荷重カーブデータでサポートされているフォーマットはCSVおよびTXTで、ファイル内の列は選択に応じて以下のように編成されます:

注: 荷重カーブデータでサポートされているフォーマットはCSVおよびTXTで、ファイル内の列は選択に応じて以下のように編成されます:
One direction -
TIME, DIR1
1方向のサンプルファイルを以下に示します。
図 2.
Three Directions -
TIME, X, Y, Z
3方向のサンプルファイルを以下に示します。
図 3.
Two Directions XY -
TIME, X, Y
X、Y方向の荷重サンプルファイルを以下に示します。
図 4.
Two Directions XZ -
TIME, X, Z
X、Z方向の荷重サンプルファイルを以下に示します。
図 5.