モデルのエクスポート

荷重ケースと変動性スタディをエクスポートします。

Model Exportでは、準備したセッションをエクスポートして、Altair OptiStructで解析を実行することができます。Variability Studyを作成した場合、 HyperStudyを使ってエクスポートして処理することもできます。
開始する前に、それ以前の工程をあらかじめすべて行う必要があります。関心のあるすべてのE-ラインと動的荷重ケースがモデル内に存在する必要があります。OptiStructソルバーファイルのエクスポートオプションを使用して、必要な荷重ケースと変動性スタディをエクスポートします。
  1. 実行グループから、エクスポート: OptiStructを選択します。
    図 1.
    Model Exportテーブルが開きます。
    図 2.
  2. File Name欄にエクスポートされるファイルの名前を入力します。
  3. Include File(s)ドロップダウンリストでPreserveまたはMergeを選択します。
  4. Exportをクリックします。
    • モデルファイル(.fem)と_preoutput.csvファイルが選択されたフォルダーにエクスポートされます。
    • Variability study を選択した場合、SnRD からも以下がエクスポートされます。
      • .tplファイル:パラメーター化されたモデルファイル。
      • .xmlファイル: HyperStudyの設定を含むスタディファイル。
  5. ブラウズして、必要なフォルダーを選択します。
    注: ソルバーファイルのエクスポートの際、SnRDE-ラインの情報をCSVファイルにエクスポートすることもできます。このファイルは後で結果のポスト処理に使用されます。
    ヒント: セッション内で材料やGD&TデータをE-ラインにマッピングしていない場合、エクスポート後、ポスト処理を行う前にCSVファイルで手動で更新することが可能です。
    制約事項: Include File(s)構造を使用し、Preserveを選択した場合、すべてのE-ラインおよび関連情報はメインファイルに配置されなければなりません。ポスト処理はこれに依存します。
    これにより、OptiStructソルバーデックが選択したフォルダーにエクスポートされます。

変動性スタディのエクスポート

変動スタディが作成された場合、変動スタディセッションに追加のエクスポートオプションが有効になり、変動性スタディセッションのエクスポートが可能になります。エクスポートしたデータを使って、HyperStudyで確率統計スタディやDOE スタディを実行することが可能になります。

  1. Export Variability Studyボックスを有効にします。
    図 3.
  2. Study Name欄に、名前を入力します。
  3. スタディで実行する動的イベントを選択します。
  4. Number of Runs欄で実行回数を指定します。
    注: スタディの数と変数の数に基づき、SnRDによってNumber of Runsの値が自動的に割り当てられます。この値は編集可能ですが、必須ではありません。
  5. 解析タイプを選択します。
  6. Combine Allオプションを選択します。
  7. Exportをクリックします。
    OptiStructのソルバーファイルおよび変動性スタディのTPLファイルとXMLファイルが選択したフォルダーにエクスポートされます。
    注: HyperStudy.xmlファイルを開き、DOEや確率統計スタディに必要な実行データベースと実行結果を作成します。

ソルバーファイルのエクスポートのオプション

File Name
ソルバーファイルエクスポート名。
Include File(s)
インクルードファイルのエクスポートを選択します。
Preserve: 個々のインクルードファイル内のデータをメインモデルへの参照と共に保存します。
Merge: すべてのインクルードファイルからのコンテンツはHyperMeshモデルにインポートされますが、その参照は保持されません。インポートの際、すべてのエンティティはメインファイルに書き出されます。
Pre Output CSV
E-ライン定義を含むCSVファイル。
以下にフォーマットを示します。
図 4.