ノンシステマティック最適化

ノンシステマティック最適化を設定します。

ノンシステマティック最適化手法を使用することによって、補強を必要とする領域と荷重経路を特定するための2D要素に対するフリーサイズトポロジー最適化を設定できます。多くの場合、実現可能な設計として解釈されることが設計部門と製造部門から求められます。

最適化デックの設定

図 1. ノンシステマティック最適化セットアップ
図 2. Non Systematic Optimization Setupパネル
  1. Loadcase Selectionで荷重ケースを選択し、Select E-ラインリストで目的のE-ラインを選択します。
  2. Optimization Directionで最適化の方向を選択します。
  3. Loadをクリックします。
    モデル、ポスト処理結果、選択した荷重ケース、E-ラインがセッションに読み込まれます。HyperViewのウィンドウが以下の4つに分割されます:
    • モーダル過渡応答解析の.H3Dファイルを利用して、選択されたインターフェースとすべての2Dパートを表示。
    • 選択されたインターフェースの相対変位を示すグラフ。
    • 相対的なモード寄与を示す棒グラフ。
    • .H3Dファイルを利用してモーダル解析の結果を表示。
  4. Auto Selectチェックボックスを有効にします。
    リストからE-ラインインターフェースのコンポーネントが自動的に選択されます。選択されたコンポーネントに基づいてThickness Valuesに値が自動的に入力されます。この値を編集することもできます。
  5. オプション: グラフィックス領域からコンポーネントを手動で選択するにはComponentsボタンをクリックします。
  6. オプション: Review Selectionをクリックします。
    グラフィックス領域にインターフェースとコンポーネントのみが表示されます。
  7. Frequency range selectionテーブルから目的の周波数を選択します。
  8. Auto Fillチェックボックスを有効にします。
    Min. (Hz)欄とMax. (Hz)欄に値が自動的に入力されます。選択した周波数が1つのみの場合はSingle Freq.(Hz)に値が自動的に入力されます。

ノンシステマティック最適化のオプション

Loadcase Selection
結果ファイルにあるすべての荷重ケースを一覧表示します。
Select E-ライン
最適化するE-ラインインターフェース。
Optimization Direction
最適化の方向を選択します。
Relative DisplacementまたはLine Graphに表示される情報に基づいて選択する必要があります。
Components
最適化するコンポーネント。
選択するパートは2D PSHELLのみとする必要があります。
Thickness Values
厚みの最小値と最大値。
これらの値は、選択したコンポーネントから取得されます。
Frequency
選択したコンポーネントをどの周波数で最適化するかを指定します。
静的荷重ケースではFrequencyテーブルは空です。