定義

既存のカーブを編集したり、現在のプロットに新規カーブを追加したりします。

また、Defineパネルでは、HyperGraph 3Dの数値処理機能(カーブカリキュレータ)へのアクセスも可能です。



図 1.

カーブの作成と定義

カーブを編集するには、そのカーブをカーブリストから選択するか、プロットウィンドウからピックする必要があります。

Source > Mathを選択した場合、X、Y、Z、U、VベクトルがExpression = 欄に表示されます。Vectorの下でAllまたは個々のベクトルを選択し、表示させて修正します。

新しいデータは、ソースファイルより選択、プログラムのカーブカリキュレータを使って数学的に定義、あるいは値を入力します。どのソースを選択するかによって、Define Curvesパネルのオプションは変化します。

カーブを定義するにはApplyをクリックします。

カーブリスト

カーブリストには、アクティブウィンドウ内のカーブすべての名前が表示されます。

カーブは、カーブリストコントロールを使用して、名称変更、追加、カット、コピー、ペーストすることができます。

リストからカーブを選択すると、カーブの名称が、リストの上のテキストボックスに表示されます。カーブはそれぞれその表示をオンまたはオフにすることができます。

アクティブウィンドウについてカーブリストをコントロールするには、Cut、Copy、Paste、Addボタンを使用します。カーブは、別のウィンドウにコピー、ペーストすることができます。また、リストへのカーブの追加と削除も可能です。

Curve TypeメニューからWaterfallを選択すると、追加のAdd Sliceボタンが表示されます。カーブタイプがWaterfallに設定されている場合、Addでは新規ウォーターフォールプロットを追加、Add Sliceでは新規スライスを追加します。

Curve Typeメニューから定義したいカーブのタイプを選択します。
Line
3Dラインカーブを表示、追加、または編集します。
Surface
サーフェスカーブを表示、追加、または編集します。
Waterfall
ウォーターフォールカーブを表示、追加、または編集します。

Vector

リストからX、Y、Z、UまたはVカーブベクトルを選択します。

Allダイアログボックスを表示させ、各カーブベクトルを編集するには、Allをクリックします。

Source

カーブは、X、Y、Z、UおよびVデータベクトルで構成されています。3次元ラインカーブのベクトルは、ファイル、数式またはその他の数値表から定義できます。ウォーターフォールおよびサーフェスプロットは、数式からのみ定義が可能です。カーブのベクトルは、同じソースのものである必要はありません。例えば、カーブのXベクトルのデータソースをASCIIファイルとし、同じカーブのYベクトルのソースをsqrt(x)等の数式で定義することが可能です。
File
選択されるとFileオプションが表示され、そこで、X、Y、Z、UおよびVベクトル用のデータファイルを選択することができます。
Math
選択されるとカーブカリキュレータ(数値処理機能)が表示され、そこで、ベクトルを数学的に定義することができます。
ベクトルの数学的定義および信号処理の詳細については、カーブカリキュレータの項をご参照ください。
選択されるとValuesのテーブルが表示され、そこに、データポイントの値を直接入力することができます。

データポイント値は値入力のテーブルに、カット、コピー、ペーストまたは挿入することができます。すべてのデータポイントを含む大きなダイアログを表示させるには、拡張ボタンをクリックします。

カーブの参照

数式では、同一セッション内の任意のカーブまたはベクトルを参照することができます。カーブベクトルの参照は、マウスでカーブをピックするか、或いは、次のシンタックスを使用して定義します:

pmwnco.vector

ここで、

mはカーブが置かれているページの番号

nはカーブを含むウィンドウの番号

oはウィンドウ内のカーブの番号

vectorは参照されるカーブのX、Yまたは時刻ベクトルを表わします

例えば、p2w1c3.yは、2番目のページ(p2)の最初のウィンドウ(w1)内の3番目のカーブ(c3)のYベクトル(.y)を意味します。

参照されたカーブが編集または更新される際、そのカーブを参照するカーブ群もまた更新されます。

Curvesダイアログでは、セッション内の特定のページ上のカーブ群を確認することができます。