ウォーターフォール

XY Force Responseデータおよび入力パルスからウォーターフォールプロットを作成します。

ウォーターフォールプロットが現在のウィンドウ内に存在する場合、HyperGraph 3Dは自動的にデフォルト値を入力します。存在しない場合は、パネルの欄内に情報を入力することができます:



図 1.

Plot Type

1つ目のドロップダウンメニューからウォーターフォールプロットタイプを選択します。オプションには以下のものがあります:
Frequency
デフォルト
Order (scaled)
入力の大きさにより周波数値をスケーリングすることで、次数を計算します。
Order (resampled response)
FFTが周波数の代わりに次数を戻すよう、応答カーブの時間値を修正します。
Order (variable DFT)
入力の大きさにより周波数値をスケーリングすることで、次数を計算します。各ウォーターフォールスライスに沿った一貫したポイント密度を確実にするため、変化するサンプルサイズでDFTを使用します。
2つ目のドロップダウンメニューからは、以下のものを選択します:
時間
デフォルト
Input magnitude
時間に対してではなく、入力カーブの大きさの単位系(RPM、RPS、駆動周波数など)に対してプロットします。
注: Plot typeの設定を変更した場合、HyperGraph 3Dは、ユーザーの選択と一致するよう、パネルの右側にあるFromおよびToラベルを更新します。これらの欄は、Show advanced parametersを選択した際に表示されます。

Data curves

Responseカーブは、下記の方法のうちのいずれかを用いて定義できます:
  1. Responseテキストボックス内のカーブ選択ボタンをクリックし、Responseダイアログを表示させます。
  2. カーブツリーからカーブを選択し、Selectをクリックします。
  3. 選択を行う前にPreviewをクリックし、Previewダイアログ内でカーブを確認することも可能です。
  4. Curveダイアログを閉じるには、Closeをクリックします。
または、以下のいずれかの方法を選択します:
  • XYプロットウィンドウからカーブを選択します。
  • PWC数学関数を入力し、Enterを押します。
  • Shiftを押したまま、カーブ上をクリックします。

入力

応答ベクトルの生成に使用される入力ベクトルを選択し、Enterを押します。Inputカーブは、Responseカーブと同じ方法で選択することが可能です(上記参照)。

Input vector is in RPM
RPSを使用するために60で応答カーブをスケーリングするには、このオプションを使用します。

Waterfall Slices

Number
サンプル数を入力します。
Step size
ステップサイズを入力します。サンプルは、ステップのインクリメント(増分)毎に採取されます。
Contour waterfall
"Z"をベースとしてウォーターフォールプロット上にコンターを表示します。

パラメータ

以下の各パラメータ欄については、ドロップダウンメニューからアイテムを選択します。パラメータを適用するには、Applyをクリックします。

Sample size
各FFT内で使用するデータポイントの数
Window function
FFT用窓関数
Amplitude type
Peak、PSD_RMSまたは自動スペクトル
Amplitude scale
None、dB(A)、dB(C)、dB(U)またはdB
Show all options
追加のパラメータを表示させるには、このオプションを選択します。

SummaryとFrequency

以下のパラメータは、Show all optionsを選択している場合に表示されます:

Summary
Freq resolution
"freq(response_curve.x)"から返されるデルタ周波数の2倍。または、周波数計算から戻された第3ポイントから第1ポイントを引いたもの。
Nyquist freq
freq(response_curve.x)”から返される最大値の半分。
Max order
周波数を入力カーブの大きさの最大値で割ったもの。
ポイント数
応答カーブ内のポイントの数。
Time increment
応答カーブ内のデルタ時間、または、応答カーブ内のX軸の最初の2つのポイントの差。
Frequency
From/To
From/To欄の2つのセットは、パネルの右端部分に表示されます。From/Toの上のヘディングは、選択したPlot typeオプションによって異なります。例えば、FrequencyとTimeを選択した場合、これらのヘディングがFrom/To欄の上に表示されます。Order (scaled)とInput magnitudeを選択した場合は、これらのヘディングが表示されます。Plot typeの下で選択したオプションについては、From/To欄に希望する範囲を入力します。
Apply
HyperGraph 3Dは、ユーザーの選択に基づいて、ウォーターフォールプロットを作成または修正します。
Undo
ウォーターフォールプロットを前の状態に戻します。