Curve Name Properties

Propertiesオプションは、プロットレジェンド内でカーブ名がどのように表示されるかのより細かいコントロールをユーザーに与えます。

この機能により、異なるカーブ名が異なるコンテキスト内で表示できるようになります。例えば、データを操作して解析を行う際、プリフィクス(ディレクトリや実行情報)を含んだカーブのフルネームや、リクエストおよびコンポーネント情報を含んだメインのカーブ名を確認したい場合があります。しかしながら、表示をまとめる際には、レジェンド内にはメインのカーブ名のみを示し、追加のプリフィクス情報は不要なこともあるでしょう。これを容易にするために、カーブの名称は下記のセクションに分割されます:
  • Prefix
  • メインのカーブ名
  • サフィックス(接尾部)

カーブがPlotブラウザから選択されると、カーブ名のプリフィクス、サフィックス、およびそのレジェンドの表示設定がプロパティテーブル内のプロパティとして表示され、そこでユーザーはそれらを定義することが可能となります。プリフィクス / サフィックスの設定を複数のカーブに同時に適用するには、Plotブラウザから複数のカーブを選択すると、プロパティテーブル内で修正された設定が、選択された全てのカーブに適用されます。

前か後ろにスペースを含んだハイフン(“ – “)が、指定のプリフィクスの後ろとサフィックスの前に付加され、メインのカーブ名からプリフィクス / サフィックスを分離します。例えば、“Acceleration”というカーブのプリフィクスに“Run 1”、サフィックスに“Lower Torso”と指定すると、レジェンド内のカーブ名は、“Run 1 – Acceleration – Lower Torso”と表記されます。

Show Label Prefix and Show Label Suffix
プロパティテーブルでチェックボックスをアクティブにすると、レジェンド内にプリフィクスまたはサフィックスを表示します。チェックボックスを非アクティブにすると、レジェンド内でプリフィクスまたはサフィックスを非表示にします。
Label PrefixおよびLabel Suffixドロップダウンメニュー
Label PrefixおよびLabel Suffixドロップダウンメニューで使用可能な標準のオプション群は、下の図に示すとおりです。ドロップダウンメニューに文字列(Templex式を含む)を入力することも可能です:


図 1.


図 2.