ビューの調整

モデリングウィンドウで、メディアファイルのビューと表示を制御します。

View toolbar > Stretch Pixelsで、Actual ResolutionまたはFit to Windowsを選択します。

Show/Hideツールの使用方法については、Show/Hideツールを使用した表示、非表示、および分離をご参照ください。

設定

動画のプリファレンスおよびエンハンスメントオプションを設定します。

MediaViewのViewツールバーで、をクリックして、現在のウィンドウのみのビデオ機能強化の値を編集します。セッション内の同じ動画のすべてのインスタンスに同じ変更が適用されますが、他の動画には適用されません。



図 1. ローカルのビデオ機能強化
  • MediaViewで、File > Preferencesの順に選択し、設定、プリファレンス、ビデオ機能強化をセッションにグローバルに適用します。

    各種オプションについては、製品のツールチップを参照してください。

  • グローバル設定とローカル設定については、どちらにせよ後で更新された方が、所定のMediaViewウィンドウで優先されます。
  • Preferencesのグローバル設定はhwsettings.xmlに格納され、ローカルのMediaウィンドウの設定はセッション / テンプレートファイルに格納されます。この結果、新しいセッションを開始するときには、Preferencesで定義されhwsettings.xmlに保存された値が表示されます。各動画に適用した設定を使用して、自分が中断した場所から開始するには、自分のセッションまたはテンプレートファイルを復元します。


図 2. HyperWorks MediaViewのグローバルプリファレンス
注: AnnotationオプションのTimestepFrame numberDisplay file nameLocationfont settingsNotesパネルに移動し、MediaInfo Noteに適用できるようになりました。
Video Enhancements
動画ファイルを強化するために、以下の設定を編集できます。データ欄に値を直接入力するか、スライダーバーを使用して値を変更します。
注: 明るさ、コントラスト、ガンマ補正、エッジ強調など、ビデオ機能強化の操作を実行するには、大きな処理能力が必要です。動画の解像度によっては、これらの機能強化をアクティブにするとパフォーマンスの低下が見られる場合もあります。ビデオ機能強化の操作の中でも、Edge Enhancementは最もCPU負荷が大きく、Gamma補正はCPU負荷が最も少ないものです。
Brightness
メディアファイルの明るさを変更します。
Contrast
メディアファイルの最も明るい部分と最も暗い部分の差を示すコントラストを調整します。
Gamma
Gammaは、メディアファイルのコントラストの度合いです。値を入力するかスライダーをドラッグして、ハイライトや陰影に影響を与えることなく、中間色の明るさを設定します。
Hue
Hueは色合いの違いを表し、色の主要なプロパティの1つです。MediaViewでは-180~+180の間の数値で表され、この数値によって動画内で際立つ色が切り替わります。
Saturation
メディアファイルの彩度を変更し、明るい領域と暗い領域の違いを増幅させます。Saturationを負の値にするとこの差が減少し、白黒画像に近づいていきます。
Sharpness
画像の鮮明さを0と2の間で切り替えます。
Edge Enhancements
メディアファイル内でエッジの機能強化を見つけて表示するには、GaussianまたはCannyを選択します。