微調整領域メッシュコントロール

調整ゾーンを使用して、定義したサイズでメッシュを調整します。

サーフェスメッシング(サーフェスの逸脱度のみ)、アダプティブラップメッシング、およびボリュームメッシング(BL+ TetraとTetra)のための微調整領域を作成します。
表 1. パラメータ
パラメータ 説明
Enabled for Volume Mesh / Surface Mesh / Wrapping Mesh ボリュームメッシング、サーフェスメッシング、またはアダプティブラップメッシングの微調整領域を有効にします。
Element Size 微調整ボックス内部のメッシュのターゲット要素サイズを指定します。
注: ここで、実際のメッシュサイズはボックスのエッジにおけるメッシュの連続性を保つためにこの値の通りにはならない点に注意してください。
以下の例では、境界領域はWith BL (float)として選択され、remeshが実行されます。このとき、微調整ボックスに含まれる領域は、微調整ボックスにアサインされている要素サイズでリメッシュされます。




図 1.
Shape 微調整領域の形状を定義します。
Box
以下の方法で定義します:
By Center and Size
セレクターを使用して中心節点を選択し、ボックスのx、y、およびz寸法を指定します。
例:寸法5の場合は、中心節点を中心とする5 x 5 x 5のボックスが作成されます。
By Two Nodes
セレクターを使用して、立方体ボリュームの反対の角を決める2つの節点を選択します。
By Four Nodes
セレクターを使用してベース節点と3つの追加節点を選択します。選択されたそれら4つの節点は同じ面上にあってはいけません。ベース節点、N1、N2は三角形を形成し、これを180度回転させると、 微調整ボックスのためのベースの四角形が決まります。ベース節点からN3へのベクトルは、微調整ボックスの高さとベースの方向を決定します。
By Eight Nodes
セレクターを使用して、微調整ボックスの8つすべての節点を選択します。ボックスの順序は、間違って定義されている場合は内部的に修正されます。
By Element Volume
elemsセレクターを使用して、ボリュームを定義する要素を選択します。ボックス内の囲まれている要素をスケーリングするためのスケーリング係数を定義します。この値が1の場合、選択された要素で囲まれる、可能な限り小さいボックスが作成され、2の場合は、各方向において2倍大きなボックスが作成されます。
Cone
下側の円形フェイス中心(節点または座標値として)、下側の円形フェイス半径、円筒の高さ、および円筒の法線軸によって定義されます。
Cylinder
下側の円形フェイス中心(節点または座標値として)、下側の円形フェイス半径、円筒の高さ、および円筒の法線軸によって定義されます。
Ellipsoid
4つの節点によって定義されます。中心節点と、各方向の半径とその方向を定義するその他3つの節点です。
Frustum
下側の円形フェイス中心(節点または座標値として)、下側の円形フェイス半径、上側の円形フェイス半径、円筒の高さ、および円筒の法線軸によって定義されます。
Sphere
中心(節点または座標値として)および半径によって定義されます。