目標演算子

フォーカスを目標オブジェクティブおよび目標演算子と比較する方法を指定します。

すべての目標に共通の演算子タイプが5つあります。

Equal

処理したフォーカスがオブジェクティブと等しいことが必要です。

(1) $\text{error}={\displaystyle \sum _{n=1}^N\left|\text{ Focus}(n)-\text{Objective }\right|}$

Greater than

処理したフォーカスがオブジェクティブより大きいことが必要です。

(2) $\text{error}=\sum _N^{n=1}\{\begin{array}{cc}\left|\text{Focus}(n)-\text{Objective}\right|& \text{for Focus < Objective}\\ 0& \text{for Focus}\ge \text{Objective}\end{array}$

Less than

処理したフォーカスがオブジェクティブ未満であることが必要です。

(3) $\text{error}=\sum _N^{n=1}\{\begin{array}{cc}\left|\text{Focus}(n)-\text{Objective}\right|& \text{for Focus}>\text{Objective}\\ 0& \text{for Focus}\le \text{Objective}\end{array}$

Maximise

処理したフォーカスが最大値であることが必要です（この演算子ではオブジェクティブが不要です）。

Minimise

処理したフォーカスが最小値であることが必要です（この演算子ではオブジェクティブが不要です）。

目標が評価されると、演算子タイプに従って、目標に対する誤差を配列ではない単一値で表現した値が抽出されます。処理手順の実行後もフォーカスが配列のままの場合は、配列の各点で誤差が評価され、累積誤差が取得されます。比較演算子タイプ（Equal、Greater than、およびLess than）の演算子を満足する関係がフォーカスとオブジェクティブとの間で成立する場合は、誤差が報告される要因とはなりません。