支援メッシュ

説明

支援メッシュは、プロジェクトのアセンブリ全体で前述の調整ツールを使用することを意味します。

実際、メッシュサイズの調整は、次のように実行できます:

  • 局所的に:

    調整情報はユーザーによって作成された後、プロジェクトの形状エンティティ(ポイント、ライン、フェイス)に手動で割り当てられます。

  • 全体的に:

    動的*調整情報が作成され、プロジェクトの形状エンティティ(ポイント、ライン、フェイス)のアセンブリによって自動的に伝えられます。

* 動的とは、ここでは、調整のための情報が、その情報を利用するエンティティの寸法に直接関連付けられることを意味します。

説明

支援メッシュがアクティブになると、ソフトウェアは次の表に示すプロセスを実行します。

ステージ 説明
1

ポイントの制御:

  • プロジェクトのすべてのフリーポイントにエンティティaided_meshpointを割り当てます。デフォルトで、この離散化は動的タイプ(支援メッシュに固有のタイプ)の離散化です。
2

曲線および曲面の偏差の制御:

  • フリーのすべての曲面にエンティティaided_meshジェネレーターを割り当てます(3D)。
  • フリーのすべての曲線にエンティティaided_meshlineを割り当てます。
3

緩和の制御:

  • フリーのすべてのフェイスにエンティティaided_relaxface

    を割り当てます。

  • フリーのすべてのラインにエンティティaided_relaxface

    を割り当てます。

  • フリーのすべてのボリュームにエンティティaided_relaxvolume

    を割り当てます(3D)。

4

ボリューム上のシェーディングの制御(3D):

  • フリーのすべてのフェイスにエンティティaided_shadowface

    を割り当てます(3D)。

全体調整

支援メッシュは、デバイスの形状に従った十分な品質の自動メッシュを迅速に得られるようにする必要があります。

さまざまなツールがデフォルト値で«事前調整»されています。最初のメッシュの後、ユーザーは、期待する結果を得るまで、さまざまなパラメータを使用して«試す»ことができます。

使用

支援メッシュは、2Dのすべてのプロジェクトのメッシュにお勧めです。

特に以下の場合に便利です:

  • 静電タイプのアプリケーション用(多くの歪んだフェイスや、線形の物理特性を持つ要素の近接など)
  • 2Dでのモーターのメッシュ(標準要素、標準の曲線用メッシュなどによる、空隙内で1つのメッシュ要素)

制限事項

  • 支援メッシュは、プロジェクトのエンティティで、さまざまな調整ツール(偏差、緩和、シェーディング)を組み合わせます。ドメインの特定のゾーンでの過剰メッシュも可能です。
  • 支援メッシュは、調査対象デバイスの物理特性を考慮するのではなく、デバイスの形状に関連付けられた制約事項に従います。ユーザーは物理的側面に関連付けられた制約事項を制御し、その調整を調査対象の物理現象(狭い空僚、表皮深さなど)に調整を適合させる必要があります。

お読みになる上でのアドバイス

支援メッシュを使用したメッシュ手順については、メッシュプロセス(支援メッシュ)をご参照ください。