調整: 緩和によるメッシュ(形状エンティティ)
概要
緩和により、以下におけるメッシュ分布をなめらかにできます。
- ライン
- フェイス
- ボリューム
原理
緩和により、形状エンティティ(ライン、フェイス、またはボリューム)のサイズについて、可能な限り良好な品質の要素を作成できます。
メッシュは、小さなサイズのエンティティの場合は高密度になり、大きなサイズのエンティティの場合は低密度になります。
緩和による再分割
メッシュ緩和を実行するため、Fluxは徐々に小さな要素から大きな要素になるように、連続する各メッシュ節点の重み付けを変更します。
下の図で、ライン(1)の重みは小さく、ライン(2)上の重みに影響を与えています。
緩和が強いほど、ライン(2)の重みが速く増大します。
操作
最初のステップでは、メッシュの各節点に大きな重みが割り当てられています。緩和アルゴリズムにより、形状設定に従って節点の重みの分散が促進されます。
小さな重みは大きな重みに影響を与えます。
緩和が強くなると、最大重みと最小重みの差が大きくなります。これにより、大きなゾーンでのメッシュが強く緩和されます。
支援メッシュ
このソフトウェアでは、プロジェクトごとに支援メッシュ専用のaided_relaxline(ライン上の緩和用)、aided relaxface(フェイス上の緩和用)、およびaided relaxvolume(3Dのボリューム上の緩和用)の各インスタンスを作成します。