ストリーマー基準:結果のポスト処理

全般

Streamer criterion”ツールを使用した計算の後で、次のような結果をポスト処理できます:

  • グラフィック
  • ストリーマーの結果
  • すべての結果

グラフィック

計算が終了すると次のグラフィックが表示されます:

  • 発生する可能性が最も高い(Kが最大の)ストリーマー。イオン化経路の伝搬方向が赤色の矢印で示されます。
  • 絶縁破壊に至る可能性があるストリーマー(黒色で表示。Kがプロジェクト電位差のしきい値より高いストリーマー)*

以下の図でオンになっているアイコンは、ストリーマー選択のアイコンとストリーマー表示アイコンです。

2つの球体の間で全体計算したストリーマーのグラフィックを以下に示します。

注: *“results”タブの“Streamers display mode”オプションを変更していない場合に限ります。

ストリーマーの結果

発生する可能性が最も高いストリーマーを編集することにより、次の結果が表示されます。

注: グラフィック上に表示された1つまたは複数のストリーマーについて別の“Streamer criterion”を計算できます。この計算を実行するには、ストリーマーのコンテキストメニューで“compute Streamer inception voltage”コマンドを直接クリックします。

すべての結果

Flux結果を保存できます。

そのためには、“results”タブで“results storage”オプションをオンにする必要があります(以下の図をご参照ください)。

以下の結果を保存できます:

  • 絶縁破壊する可能性が最も高いストリーマーの結果(グラフィックで表示されるストリーマーの結果と同じ結果)
  • 発生する可能性が最も高いストリーマーに関連する空間経路
  • 次の曲線:
    • ストリーマー経路上の位置に対する換算電界
    • ストリーマー経路上の位置に対するαeff(プロジェクト電位差別)
    • ストリーマー経路上の位置に対するαeff(ストリーマー開始電圧別)。この曲線の積分は、Kの精度に対する誤差の範囲で18に等しい必要があります。

結果を保存するオプションの選択

計算後に作成されたFluxエンティティ

Fluxで表示された曲線