ステップ3: 力のエクスポート

概要

本項では、Computation of surface magnetic forces on rotating machine imported meshのエクスポート方法について説明します。

この機能は、メニューForce computation > Export for …または アイコンから使用できます。

力計算  

Nastran向けエクスポートとOptiStruct向けエクスポート

Nastran向けエクスポートとOptiStruct向けエクスポートを使用すれば、力の高調波をNastranフォーマットのファイルにエクスポートできます。

エクスポートボックスで、以下を指定する必要があります:

  • 計算名
  • エクスポートする高調波の数
    • すべての高調波をエクスポートする場合は“空”にします
    • 最初のn個の高調波(nを指定)
  • 力の単位
  • .BULKまたは.FEMを拡張子とするファイル名

HyperMesh向けエクスポート

HyperMesh向けエクスポートを使用すれば、HyperMeshフォーマットのファイルに力をエクスポートできます。HyperMeshでは、OptiStructまたはNastranの作業プロファイルを作業の冒頭で選択できます。

HyperMesh向けエクスポートでは、次のようなより多くのオプションを使用できます:

  • 計算名
  • この場合は、奥行き方向の要素数を入力する必要がありません。
  • エクスポートフォーマット:NastranまたはOptiStruct
  • ファイル名
  • 力の進展タイプ: 静的、時間、周波数
    • 静的力: Magnetic transientの1回の時間ステップでエクスポートされる力(この場合は、対象とするステップでのみ計算する必要があります。そうでない場合は、最初のステップで力が計算されます)
  • 力の単位
  • 高度なオプション:
    • 高調波の数(空の場合は、すべての高調波がエクスポートされます)
    • DLOADカードID: このIDを使用すれば、同じプロジェクトで実行したエクスポートを区別して(特にマルチフィジックス パラメータを使用して解析した場合)、すべてのファイルを正しくHyperMeshにインポートできます。DLOAD=0の場合はデフォルトで計算IDが付与されますが、このオプションを使用して手動で選択することもできます。
    • 単精度または倍精度: エクスポートする値の精度を定義します。

データファイルへのエクスポート

静的力または時間的な力を.datファイルにエクスポートすることもできます。