空隙内の計算半径とスロットの開角

空隙内の計算半径: 定義

空隙内の計算半径では、インポートしたメカニカルサポートに投影する前に、力の計算を行うサポートを定義します。

これを定義するウィンドウを以下に示します。

空隙内の計算半径: アドバイス

この半径を、インポートしたサポートが固定子側にある場合は固定子側、回転子側にある場合は回転子側の空隙の厚みの4分の1の位置に取ることをお勧めします。

例: 固定子と空気間のサポート

以下の図に、固定子側のインポートしたサポートを示します。ここでは、計算半径が固定子側の空隙の4分の1の位置に置かれています。

スロットの開角: 定義

スロットの開角は、ユーザーが定義する必要のあるパラメータです(下の図をご参照ください)。

この値を導入することにより、ソフトウェアで、開角に関する部分での既存の力を考慮することができます。

例:2Dの固定子側の計算で考慮するスロットの開角

計算ボックスには、以下に示す関連ウィンドウが表示されます。

計算サポートのこの部分を考慮しない場合は、スロットの開角の値としてゼロを選択するだけです。

スロットの開角: 最適値

スロットの開角の計算を導入すると、ソフトウェアによって最適な開角が計算され、計算ボックスに表示されます(以下の図をご参照ください)。

これは、このスロットの開角の入力値を確認するのに便利です。特に、(形状の精度が同じではないため)メカニカルメッシュが形状と正確にマージされない場合に役立ちます。